内科医 橋本将吉(ドクターハッシー)が
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健康ジャーナル

2025.09.25
カテゴリー:社員コラム

最近どのくらい歩いてますか?リモートワークで気づいた“歩かなすぎ”問題

こんにちは、田中です!

皆さんは最近「1日どのくらい歩いているか」意識したことはありますか?

私はこの間、スマホの歩数計アプリを何気なく見て、衝撃を受けました。
なんと、1日たったの226歩

通勤のないリモートワーク中心の生活とはいえ、ここまで歩いていなかったのか…と、正直ショックでした。

そこで今回は、「歩くこと」の大切さと、歩かなすぎる毎日に小さな工夫を加える方法について書いてみたいと思います。

「1日1万歩」は無理でも、まずは2,000歩から

健康情報サイトなどでよく見かける「1日1万歩」という目標。

理想はやはり「8,000〜10,000歩」ですが、
現代人の平均歩数は男性で6,793歩、女性で5,832歩(厚労省:令和元年)だそうです。

私のように、リモートワークで自宅にずっといると、1,000歩未満もザラ

朝起きて、キッチンとデスクを往復して、1日が終わる…そんな生活をしていると、本当に“歩く”ことを忘れてしまうんですよね。

歩くことが「体」と「心」の両方に効く理由

歩くことがなぜ大切なのか?
改めて整理してみると、想像以上に多くのメリットがあることに気づきます。

【身体面】

  • 血流が良くなり、代謝が上がる
  • 筋力・体力の低下を防ぐ
  • 腸が動きやすくなり、便通が整う
  • 腰痛・肩こりの予防や改善に役立つ

【メンタル面】

  • セロトニン分泌で気分が安定しやすくなる
  • 考え事やストレスのリセットにちょうど良い
  • 外の景色や自然に触れることでリフレッシュできる

特に「歩くだけで気分がスッキリする」というのは、やってみた人なら納得の効果だと思います。

私はこれから、こんな工夫をしてみようと思います

とはいえ、仕事や家事の合間に「歩く時間をつくる」のはなかなか難しいのが現実。

そこで、歩くことを“習慣”として生活の中に仕込んでいくことを目指して、私はこれから以下のことを試してみようと思っています:

  • エレベーターではなく階段を使う習慣をつける
     → 3階くらいまでなら階段で登るようにして、1日の中で小さな運動時間を確保します。
  • 宅配便や郵便物は届いたらすぐに取りに行く
     → 忙しいとつい後回しにしがちですが、その都度玄関まで動くことを意識します。
  • 休憩時間にベランダや玄関先に“1回出る”ルールをつくる
     → 深呼吸がてら、外の空気を感じながら数歩でも動く習慣を取り入れます。

どれも特別な準備はいらず、今日から始められることばかりです。

歩数計アプリを見ながら「昨日よりも少し多く動けた」と感じられると、それだけでちょっと気分が明るくなります。

皆さんも一緒に、“歩く習慣”はじめてみませんか?

最初は数百歩でも、意識を向けるだけで変化が生まれます。

歩くことは「未来への投資」

歩くことは、ただの移動手段ではなく、心身を整える“最小で最大の健康習慣”です。
食事や運動と比べても、ハードルが低く、継続しやすいのが最大のメリット。

「今日は少しだけ遠回りしようかな」

そんな気持ちの積み重ねが、未来の自分の体を守ってくれるのかもしれません。

完璧にこなす必要はありません。
小さな歩みでも、昨日より一歩進んでいることが大切。

私自身、無理なく楽しく続けられる方法を見つけていきたいと思っています。

そして、皆さんのおすすめの方法やアドバイスがあれば、ぜひ公式LINEから教えてください!
日々のちょっとした工夫や「私はこうしてます」といった声を聞けたら、とても励みになります。
お互いにヒントを共有しながら、健康的な習慣を育てていけたら嬉しいです。