
こんにちは、ハシモトマサヨシ運営の玉川です。
季節の変わり目は、どうしても体調を崩しやすくなりますよね。朝晩の気温差に身体がついていかず、なんとなくだるさを感じたり、熱っぽさが強くなったり。私自身もこの時期は、普段よりも身体の不調を感じることが増えます。
そんなときに頭をよぎるのが「今日は休むべきか、それとも無理してでも仕事をするべきか」という悩みです。社会人として働いている以上、責任感や周囲への配慮から、簡単には休む決断ができません。でも身体を犠牲にして働き続ければ、結局は長く続けられない。
今日はそんな「仕事と休むことの境界線」について、私自身の体験を交えながら書いてみたいと思います。
正直に言うと、私は「休むこと」に罪悪感を抱きやすいタイプです。
私は関節痛の持病を抱えているのですが、朝から痛みが強くても「メール返さなきゃ」「会議には出なきゃ」「私が休んだらこの仕事どうなるんだろう」と思ってしまいます。頭では「身体を優先するべき」と分かっていても、心のどこかで「周りに迷惑をかけたらどうしよう」と不安になるのです。
社会に出てからずっと「頑張るのが当たり前」という価値観で生きてきたことも大きいと思います。体調が悪いときに休むと、どこかで「弱い自分を見せてしまった」と感じてしまいます。これは性格だけでなく、日本社会全体にある“我慢することが美徳”という空気にも影響されている気がします。
でも、無理して出社した日ほど、結局パフォーマンスが上がらず、かえって仕事を滞らせてしまうことも多い。そんな経験を繰り返すうちに「休むことはサボりではなく、次の日の仕事につなげる準備なんだ」と少しずつ考え方を変えられるようになりました。
一度、どうしても関節の痛みが強くて「今日は絶対に無理だ」と思った日がありました。思い切ってお休みをいただき、仕事のことは一切考えずに布団に入り、温かいお茶を飲んで、ただただ眠りました。
その日は「仕事を休んでしまった」という罪悪感で胸がいっぱいだったのですが、翌朝目覚めると身体がぐっと軽くなっていて、驚くほど気持ちまで前向きになっていたんです。
「ちゃんと休んだおかげで、次の日の自分に余裕をプレゼントできた。」
この感覚は、それまでの私にはありませんでした。
無理して出社して消耗し続けるより、一日思い切って休むことで結果的に仕事の流れがスムーズになる。これは私にとって大きな発見で、休むことへの考え方を変えてくれました。
私は「体調が崩れそうだな…」「身体が悲鳴をあげているな」と感じたときに、いくつか自分なりのルールを設けています。
①こまめに水分をとること
まずは、こまめに水分をとることです。何かに集中しているとついつい水分を摂ることを忘れがちです。でも水分をとると血流が整い、少しずつ身体も軽くなるのを感じます。トイレに行く機会も増え、老廃物を流している感覚にもなります。
②温めること
次に身体を温めることです。私は関節が痛むときは、湯船にゆっくり浸かることや、カイロを貼ることで和らぐことがあります。身体が温まると不思議と心も落ち着くので、私にとっては欠かせない方法です。それだけでなく、自分の身体を労わってあげるという意味でも温めることは大事だなと感じます。
湯船に浸かる時は「いい湯ジャー」がお友達です(笑)

③睡眠を優先すること
夜更かしをやめ、潔く布団に入る。翌日の仕事のために眠ると決めると「休むこと」がポジティブな行動に変わります。ついつい夜遅くまで起きていてしまいますが、今日は自分の身体を大切にする日!と決めて早めに布団に入ります。朝起きた時にスッキリとし、気持ちよく1日が始められます!
これらはどれも大きなことではありませんが、「崩れきる前に自分を立て直すための習慣」として役立っています。
面白いのは、休んだ日ほど「自分を大事にできた」と感じられることです。
そして休んだからこそ「やっぱり仕事をしたいな」「明日からまた頑張ろう」と思える。
つまり休むことは、仕事から逃げることではなく、自分の身体や心と真剣に向き合うための時間なのだと思います。むしろ休むことで「働き続ける力」が蓄えられるのです。
この会社で働いていると「健康ってなんだろう?」という問いが常に身近にあります。だからこそ「無理をして働くことが健康的か?」と自分に問い直す機会が増えました。
健康とは、必ずしも「不調がない状態」ではないと思います。不調を抱えながらも自分らしく働ける環境を整えること、それが“自分なりの健康”なのかもしれません。
健康を大切にする会社で働いているからこそ、私はこれからも自分の身体と向き合う時間を大切にしたいと思います。
「仕事と休むことの境界線」は、人によっても日によっても違います。けれど、無理をして身体を壊してしまえば、仕事も生活も続けられません。
休むことは弱さではなく、未来の自分を守るための選択肢。
私にとって休むことは「働く力を取り戻す習慣」であり「健康と仕事を両立させるための大切なリズム」だと感じています。
季節の変わり目で体調を崩しやすいこの時期だからこそ、皆さんも一度、自分にとっての「休む境界線」を考えてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
このコラムの感想を公式LINEで送っていただけたら嬉しいです!