内科医 橋本将吉(ドクターハッシー)が
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健康ジャーナル

2025.10.06
カテゴリー:社員コラム

主治医に「週3回は運動してください」と言われて…

こんにちは。ハシモトマサヨシブ運営の玉川です。

みなさんは、病院や健康診断のあとにこんなことを言われた経験はありませんか?

「運動は週に3回はしてくださいね」

私もその一人です。

しかも、ただの健康維持のためではなく、少し特別な理由があります。

実は関節痛の病気を抱えていて、その痛みをやわらげるために主治医から「週3回は運動を続けましょう」とアドバイスを受けたんです。

「痛みがあるのに運動をして大丈夫なの?」

最初に聞いたときは、正直とても不安になりました。

「休めることこそが一番の治療では?」と思ったのが率直な気持ちです。

でも主治医はこう言いました。

「運動をすることで関節痛をやわらげるんだよ。じっとしている方が痛みを感じやすいから、運動をして徐々にならしていこう」

その言葉をきっかけに、「なぜ運動が必要なのか?」を真剣に考えるようになりました。

 「運動しろ」と言われたときの心境

みなさんならどう感じるでしょうか?

私は最初、どんよりした気持ちになりました。

「週3回なんて無理…」

「運動は苦手だし」

「そんな時間ない」

頭の中は言い訳だらけ。

運動という言葉を聞くだけでプレッシャーを感じたんです。

でも、少しずつ自分の気持ちに向き合ってみると、気づいたことがありました。

それは——

「運動は罰ではなく、自分を守るための処方箋なんだ」

主治医が言ったのは「やれ!」ではなく、「やったほうがきっと楽になりますよ」というメッセージだったのです。

どうして運動が必要なのか

調べたり体験したりして実感したのは、運動にはたくさんの意味があるということです。

1. 身体の巡りを整える

運動すると血流が良くなります。

酸素や栄養がすみずみまで届いて、疲れの原因となる老廃物も流れやすくなる。

関節の痛みを感じやすい私にとって、この「めぐりを良くする」効果はとても大きいものでした。

2. 関節を守るサポーターを育てる

筋肉は、ただ動かすためだけにあるのではありません。

周りの筋肉がしっかり働いてくれると、関節への負担はぐっと減ります。

逆に、動かさないでいると筋肉が細くなり、関節を守れなくなる。

「痛いから動かさない」が「もっと痛い」に繋がる…そんな悪循環を防ぐために運動は欠かせないんです。

3. 心の調子を整える

運動は身体だけでなく、心にも効きます。

身体を動かすとセロトニンやエンドルフィンといった“気持ちを前向きにするホルモン”が出ると言われています。

「なんだか気分が落ち込みがち」というときに散歩をしてみると、少し心が軽くなるのを感じたことはありませんか?

私にとっては、運動は「心の薬」にもなっています。

義務からご褒美へのリフレーミング

それまでの私は「運動=やらなければいけないもの」としか考えていませんでした。

でも見方を変えてからは「運動=自分をリセットするご褒美時間」になりました。

たとえば、朝の空気を吸いながら10分歩くだけで「あ、今日もちゃんと身体が動いてくれている」と実感できる。

寝る前に軽く身体を伸ばすだけで「一日頑張ったね」と自分をいたわることができる。

義務感だけで運動に向き合っていたときとはまったく違って、今は少し楽しみながら続けられるようになってきています。

とはいえ、やっぱり運動を続けるのは簡単なことではありません。

私自身も三日坊主になりそうになることがしょっちゅうあります。

それでも「少しの工夫」で続けやすくなると気づきました。

・短くてもいいと決める

「今日は10分歩くだけ」でもOKにする。完璧を求めない。

・楽しみとセットにする

好きな音楽やラジオを聴きながら歩く。お気に入りのカフェまで散歩する。

・人に伝える

「今日運動したよ」と誰かに話すだけで不思議とやる気が続く。

小さな工夫でも「運動=大変なこと」ではなく、「ちょっとした習慣」に変えることができるんです。

この記事を読んでくださっているみなさんの中にも、きっと同じ経験をされた方がいると思います。

「主治医に運動しろと言われた」

「健康診断で“運動不足”と書かれていた」

そのとき、どんな気持ちになりましたか?

素直に「やってみよう」と思えましたか?

それとも「またプレッシャーが増えた」と感じたでしょうか?

私は今「運動は未来の自分への贈り物」だと考えています。

義務ではなく、自分を守る習慣。

そう考えると、気持ちが少し軽くなるかと思います。

最後に

私がたどり着いた答えは「運動は、未来の健康をつくるための“週3回の贈り物”」です。

運動をしろと言われて落ち込むこともあります。

でもそれは「未来のあなたに元気でいてほしい」というメッセージ。

そう考えると、運動は“義務”から“プレゼント”に変わるのです。

主治医の「週3回は運動してください」という言葉。

最初はとても重たく感じましたが、今では「未来の自分を守るための応援メッセージ」だと思えるようになりました。

だから、もし次にあなたが同じことを言われたら。

どうかプレッシャーではなく「これからの自分への贈り物」として受け取ってみてはいかがでしょうか?

そして、あなたにとっての「週3回の運動」は、何が良さそうでしょうか?

ぜひ一度、公式LINEで教えてください☺️

最後までお読みいただきありがとうございました!