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健康ジャーナル

2025.09.11
カテゴリー:社員コラム

「朝食抜き」の習慣、そろそろ見直しませんか?

ハシモトマサヨシ運営事務局の田中です!

突然ですが「朝、時間がないから」「お腹が空いていないから」「食べると逆に眠くなる気がして…」そんな理由で、朝食を抜いていませんか?

実際、健康に関するアンケート調査でも、若い世代になればなるほど朝食を取る習慣がないという結果になっているようです。

私も、以前は「コーヒーだけで済ませていた」時期がありました。けれど、健康情報に触れる機会が増えた今、朝食の重要性はあらためて見直すべきだと感じています。

今回は「なぜ朝食が大切なのか?」を、理由とともにまとめてみました。

朝食は“体のスイッチ”を入れるスイッチ

私たちの体は、目覚めてから朝食を摂ることで“活動モード”に切り替わるようにできています。
特にエネルギー源となる炭水化物や糖質を摂ることで、脳の働きがスムーズになり、集中力や判断力が高まります。

朝食を抜いた状態で出勤し、午前中になんとなく頭がボーッとしたり、イライラしたり…という経験がある方は、もしかしたら血糖値が安定していない可能性も。

朝の一食は、単なる“食事”ではなく、「体内のリズムを整える」意味でとても大切な役割を果たしているのです。

「食べない方が痩せる」は逆効果になることも

朝食を抜く人の中には、「その分カロリーを減らしたい」「時間がなくて1食減らしている」という方もいるかもしれません。

でも、朝食を抜くと、かえって太りやすくなるという研究結果もあります。

理由のひとつは「血糖値スパイク」。
空腹の状態が続いたあとに、昼食や夕食でドカッと食べると、血糖値が急上昇し、脂肪が蓄積されやすくなります。

また、食事と食事の間が長くなると、体は「次いつエネルギーが入ってくるかわからない」と判断し、省エネモード=代謝が落ちやすい状態になります。

「朝は軽くてもいいから、何かを口にする」
それだけで1日の代謝のベースが変わってくる可能性があります。

朝食は“心の安定”にも関係している

忙しい現代人にとって、メンタルケアも重要な健康テーマのひとつです。

実は、朝食を摂ることは精神的な安定にも関わっているとされます。
朝にエネルギー源が入ることで、神経伝達物質(セロトニンなど)の分泌が促され、気分が落ち着きやすくなるという報告もあります。

また、「朝食を食べる」という小さな習慣は、1日のリズムを整えるきっかけにもなり、生活のコントロール感を高める効果もあると言われています。

決して“しっかり食べなければならない”わけではありません。

パンひと切れ、スープ一杯、ヨーグルトなど、「何か口にする」という行動自体が、心と体のバランスを整える一歩になります。

続けるには「無理のない仕組み」がカギ

「やったほうがいいのは分かってるけど、どうしてもバタバタしてしまう」
その気持ち、とてもよく分かります。だからこそ、朝食は“完璧”を目指さなくても大丈夫。

たとえば…

  • 前日の夜に「朝食セット」を冷蔵庫に準備しておく
  • バナナやドリンクタイプのものを常備しておく
  • 週末だけはちゃんと食べる、からスタートする
  • シリアルやプロテインなど、数十秒で済むものを選ぶ

など、自分なりの“仕組み化”ができれば、継続もしやすくなります。

実際、社内でも「朝に黒にんにく酵素の奇跡を食べてから出勤している」という社員もいれば、「乳酸菌V28を通勤中に飲むようにしている」という人もいます。
量よりも、“朝に何かを摂る”という行動を積み重ねることが大切なのだと感じます。

朝食は「一日の土台」

忙しさや習慣の影響で、朝食が後回しになっている方も多いと思います。
でも、朝の一食は「カラダを整える」「気持ちを整える」ための一日の土台のようなもの

完璧な朝食でなくてもいい!
何かひとつ、自分の体に“今日もよろしく”と声をかけるような気持ちで、何かを口にしてみる。
そんな小さな変化が、1日を大きく変えてくれるかもしれません。

栄養バランスが気になる方は、ぜひ朝食時に「乳酸菌V28」をプラスしてみませんか?
食事で不足しがちな栄養を“バランスよく”補ってくれるので、忙しい朝にもぴったりです。

「食べる+整える」で、今日も気持ちよく1日をスタートしましょう!