みなさん、こんにちは。現役内科医の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。
貴重なお時間の中、この記事をご覧いただきありがとうございます。
今回は、ニュースでも連日取り上げられている「黄砂」について、花粉症や頭痛との関係、さらには洗濯物への影響まで、ここでしか学べない内容を徹底解説します。
「なんだか春になると体がしんどい…」
そんな“なんとなく不調”を感じている方は、もしかしたら黄砂が原因かもしれません。
この記事を読むことで、黄砂による影響を正しく理解し、今日から実践できる対策法を知ることができます。
どうぞ最後まで、ご自身の体と向き合うきっかけにしてみてくださいね。
黄砂とは、中国内陸部やモンゴルの砂漠地帯から巻き上げられた砂塵が偏西風に乗って日本に飛来する現象です。
粒子が非常に小さく、花粉よりも細かいものも多く含まれているため、呼吸器に入りやすく、皮膚に付着しやすいのが特徴です。
以下のような症状が出ている方は、黄砂の影響が考えられます。
私たちの体には本来、外からの異物に対して排除する仕組みがあります。
これらの「解毒・排出・防御」の3つの機能が整っていれば、少々の刺激にはしっかり対応できます。
ですが、加齢や生活習慣の乱れ、睡眠不足などが続くと、これらの機能は徐々に低下してしまいます。
そこへ春特有の外的ストレス「黄砂・花粉・寒暖差」などが加わると、体のバランスが一気に崩れてしまうのです。
春の体調不良を少しでも軽減するために、今日から取り入れられる対策を5つご紹介します。
「簡単で続けやすい」ことを意識した方法なので、できそうなものから取り入れてみてください。
黄砂は髪・肌・服に付着しやすく、そのまま室内に持ち込むと症状を悪化させる可能性があります。
この3点セットで、目・肌・呼吸器のリセットを行いましょう。
副交感神経を優位にし、体を回復モードに導くには、38〜40℃のお湯に10〜15分浸かるのが理想です。
就寝90分前の入浴が最も効果的です。
腸内環境を整えることは、免疫力や解毒力アップにもつながります。
朝の白湯やこまめな水分摂取が効果的です。
黄砂の時期、「洗濯物を外に干すべきか迷う…」という声をよく聞きます。
黄砂は洗濯物の繊維に付着しやすく、花粉やPM2.5などの汚染物質も一緒にくっついてきます。肌荒れやアレルギー症状の悪化につながるリスクも。
質の良い睡眠が、免疫力や修復力を支える土台になります。
「少しの鼻水くらい大丈夫」「いつもの春のだるさだから」と放っておくと…
という“負のループ”に入ってしまうことも。
「春になると毎年調子が悪い…」という方は、体の防御力が落ちているサインかもしれません。
私たちは、健康を保つために必要な力として、以下のような「5つの力」が大切だと考えています。
この5つの力は、日々の生活や年齢の影響によってバランスを崩しやすくなります。
そのため、「今の自分にはどの力が不足しているのか?」を知ることが、ムダのないセルフケアにつながります。
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そんな方は、まずは“自分を知る”ことからはじめてみてください。
見えないけれど確実に体に影響を与える「黄砂」。
正しく知って、整える力を取り戻せば、花粉症や頭痛、だるさといった“春のプチ不調”に振り回されずに過ごせます。
今日からできそうなことを、ぜひ一つでも生活に取り入れて、春を軽やかに、心地よく迎えましょう!