内科医 橋本将吉(ドクターハッシー)が
運営する健康情報サイト

健康ジャーナル

2026.02.23
カテゴリー:

眠れないのは心のSOS?睡眠障害を徹底解説

こんにちは、現役内科医の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。

新年度を控え、新しい生活への準備に追われる時期ですね。
しかし、こうした期待に満ちた季節こそ、実は「睡眠障害」の影が忍び寄りやすいタイミングでもあります。

外来でも「夜になると緊張で目が冴える」「寝ても疲れが取れない」といった切実な声をよく耳にします。
皆さんも、そんな睡眠障害の症状に一人で悩んでいませんか?

実は、日々のストレスが原因で起こる睡眠障害は珍しくありません。
しかし、そこに新年度の環境変化が重なると、不眠の症状はさらに悪化しやすくなります。
普段の疲れという原因に、新生活の緊張という原因が加わり、脳が「過覚醒状態」に陥ってしまうからです。

この「日常の不摂生」と「新生活の緊張」という二つの原因が重なると、睡眠障害の症状は一気に加速します。
まずは今の自分の状態をチェックすることから始めていきましょう!

その他にも、日常に役立つ健康方法を公式LINEで配信中!
ぜひチェックしてみてください!👇

まずはセルフチェック!あなたの「睡眠障害」危険度は?

以下の項目で、今のあなたの睡眠をチェックしてみてください!

▢布団に入ってから眠りにつくまで30分以上かかる。
▢夜中に何度も目が覚め、その後の症状として再入眠が難しい。
▢予定より2時間以上早く目が覚め、その後眠れない。
▢睡眠時間は確保しているのに、熟睡した感覚がない。
▢日中、大事な場面で耐えがたい眠気に襲われる症状がある。
▢起床時に頭痛や強い倦怠感といった症状を感じる。

このチェックリストで2つ以上当てはまる方は、すでに睡眠障害が始まっている可能性があります。この症状を放置せず、何が原因なのかを一緒に探っていきましょう!

放置厳禁!睡眠障害が引き起こす様々な症状とは?

睡眠障害と一言で言っても、現れる症状は人によって千差万別です。
代表的な症状としては、寝付きが悪い「入眠障害」、途中で起きる「中途覚醒」、そして朝早く目が覚める「早朝覚醒」の3つが挙げられます。

これらの症状が続くと、日中の集中力低下やイライラといった二次的な症状を招き、生活の質を著しく下げてしまいます。ご自身の症状がどれに当てはまるか、改めてチェックしておくことが、適切な治療への近道です。

なぜ眠れない?睡眠障害の裏に隠れた意外な原因

睡眠障害を引き起こす原因を特定することは、改善に向けた最大の鍵です。
次に、睡眠障害の主な原因をまとめました!

「寝室環境」という物理的原因
脳は非常にデリケートです。枕が合わなかったり、部屋が暑すぎたりするだけで「ここは休む場所ではない」と判断し、睡眠障害の原因になります。まずは寝室の温度や明るさを、脳が安心できる状態かチェックしてみましょう。

「体内時計のズレ」という生理的原因
私たちの身体には「夜になると眠くなる」リズムがあります。
しかし、不規則な生活が原因でこのリズムが狂うと、夜に脳が覚醒する症状が現れます。
自分の生活リズムが本来の時計とズレていないかチェックが必要です。

「脳の興奮」という心理的原因
仕事の悩みや新年度の不安が原因で、脳が「戦うモード」から切り替わらない状態(過覚醒)です。布団に入っても頭が冴える症状は、心が「休めていない」というSOSです。

「嗜好品」という薬理学的原因
入眠前にお酒やカフェインを摂取することは、睡眠の質を下げる原因になります。
特にお酒は「寝付き」は良くしても、眠りを浅くする症状を引き起こす最大の原因になります。

こうした原因を一つずつチェックし、排除していくことが睡眠障害克服の第一歩です。
セルフチェックで課題が見つかったら、次は改善のアクションです。

睡眠障害の改善には、規則正しい生活リズムが不可欠です。
特に、朝日を浴びることは、眠りのホルモン「メラトニン」の分泌を整えるために非常に重要です。
また、寝る前のスマホ操作が睡眠障害の直接的な原因になっているケースが非常に多いため、寝室への持ち込みを控えるという「デジタルデトックス」もチェック項目に加えてみてください!

最後に

最後にもう一度、睡眠障害を乗り越えるためのポイントを整理しましょう!

原因: ストレスや生活環境など、人によって原因は様々。まずは環境のチェックを

症状: 不眠だけでなく、日中の眠気や倦怠感も睡眠障害の大切なサイン

チェック: 定期的なセルフチェックで、身体が発するSOSを見逃さない

睡眠障害の症状に悩むことは、珍しいことではありません。
もし今回のチェックで不安を感じたり、自力での原因解消が難しいと感じたりした場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
専門家に相談することは、今の状況を改善するための前向きな第一歩です。
今回の記事を参考に、できることから少しずつ取り組んでみてください!

健康ジャーナルでは、病気の症状解説や日々の暮らしに役立つ健康知識、予防法などを随時お届けしています。

 プッシュ通知をオンにしていただくと、新しく公開された記事や、大切なお知らせをすぐに受け取ることができます。

 大切なコンテンツを見逃さないためにも、ぜひプッシュ通知を設定してみてくださいね。

 皆さまの健康を守るために、私たちも心を込めて情報をお届けします。 

最後までご覧いただき、ありがとうございました! 

【リクエスト受付中!】 

ぜひ、公式LINEにてリクエストお待ちしております! 詳しくは下記の画像をタップ 

【執筆者】内科医 橋本将吉(ハシモトマサヨシ)
内科医。高齢者向けの訪問診療『東京むさしのクリニック』院長。2011年に「全ての世代が安心して生活できる人生に」という理念の元、株式会社リーフェホールディングス(旧株式会社リーフェ)を設立。将来の医師を育てる医学生向けの個別指導塾『医学生道場』の運営や、自らが『ドクターハッシー(内科医 橋本将吉)』というYouTubeで健康教育を行う。2022年9月に、健康や医学を医師から学ぶ事のできるサービス『ヘルスケアアカデミー』をリリース。ヘルスケアアカデミー事業の一環として企業や学校等でセミナーを開催している。また、2023年11月には現役の医師目線で日々を健康に暮らすためのアイテムを扱うライフスタイルブランド「ハシモトマサヨシ」を立ち上げ、健康に対する知識を発信しながら商品を展開している。「めざましテレビ」「ホンマでっか!TV」など多数のテレビ番組の出演、「世界一受けたい授業」「林修の今、知りたいでしょ!」など、人気番組の医療監修を手掛け、著書に『薬のトリセツ』(自由国民社)『「老いても元気な人」と「どんどん衰えていく人」ではなにが違うのか』(アスコム)などがある。
リーフェホールディングス:https://li-fe.co.jp/
ヘルスケアアカデミー:https://healthcare-academy.co.jp/
ハシモトマサヨシ:https://hashimotomasayoshi.co.jp/