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健康ジャーナル

2025.06.04
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梅雨入りで不調が続くのは“気のせい”じゃない!気象病が体に与える意外な影響とは?

こんにちは、現役内科医の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。

最近、ジメジメする日が多くなってきましたね。関東甲信でも、そろそろ梅雨入りです。

毎年梅雨入りの時期になると、気になってくるのが「気象病」です。

このタイミングで、体調不良を訴える方がぐっと増える印象があります。

特にこの時期は、気圧・気温・湿度の変化が大きく影響しています。

梅雨入りの季節は、天気の移り変わり、気圧の低下・湿度の上昇など、私たちの体に様々な影響を与える要素が重なります。こうした環境の変化が引き起こす「気象病」は、自律神経・内耳・腸・皮膚・さらには血圧まで影響を及ぼしていることをご存じでしたか?

今回は、梅雨時期の体調不良や気象病の仕組み、そして知られざる体への影響について、現役医師の視点からわかりやすく解説します。

「なんとなくしんどい」「朝から疲れている」などの体調不良の背景には「気象病」が潜んでいる可能性があります。

その原因を理解し、どう予防すれば毎日元気に過ごせるか一緒に考えていきましょう!

1. 梅雨入りで起こる体調不良の原因

梅雨入りにともなって体調不良を感じる背景には、主に3つの気象環境の変化が大きく影響しています。

「気圧の変化」

梅雨は低気圧が長く続く季節です。気圧が下がることで体内の圧力とのバランスが崩れ、自律神経の調整機能が乱れやすくなります。

これが「だるさ」「頭痛」「めまい」といった体調不良につながることがあります。

これらの症状は気象病の代表的なものです。

「高湿度」

湿度が高いと、汗が蒸発しにくくなり、体温調節が難しくなります。そのため体に熱がこもりやすく、疲れやすく感じることもあります。

また、湿気によってカビやダニが繁殖しやすくなるため、アレルギーによる体調不良も出やすい時期です。

「気温差」

梅雨入り後は日によって気温の変動が大きく、こうした湿度差が体に負担をかけて自律神経の疲弊を招き、気象病を引き起こす原因にもなります。

体が気温の変化にうまく対応できないことで、倦怠感や不調を感じやすくなるのです。

このように、梅雨に伴う気圧・湿度・気温の変化が、複合的に働いて体調不良を引き起こしているのです。

2. 気圧の変化が内耳に影響する!

「低気圧になると頭が痛くなる」「ふわふわとめまいがする」

梅雨入りの時期にこういった経験はありませんか?

これらの不調の背景には、実は耳の奥にある「内耳」のセンサーが深く関係しています。

内耳は、音を感じて聞くところで、体のバランスをとるための役割がある耳の奥の部分です。

体のバランスを保つための「前庭」「三半規管」といった器官があり、気圧の変化にとても敏感です。

梅雨のように低気圧が続くと、このセンサーが過剰に反応し、頭痛・めまい・症状を引き起こします。

これが、医学的には「気象病(天気痛)」と呼ばれる状態です。

さらに、内耳で感じた気圧の変化は自律神経と密接につながっています。

そのため、気圧の変化がストレスとして働き、自律神経のバランスが乱れると、だるさや気分の落ち込みといった、心の体調不良につながることもあるのです。

3. 梅雨の時期、腸内環境が心の健康を左右する

「梅雨と腸内環境って関係あるの?」

あまり知られていませんが、腸は「第二の脳」とも呼ばれており、心の健康と深く関わっています。

特に梅雨入りの時期は、湿気や気温の変化によって食欲が落ちたり、冷たい飲み物や食べ物をつい多く摂ってしまいがちです。

その影響で腸内環境が乱れやすくなります。

腸内には脳の神経伝達物質である「セロトニン(幸せホルモン)」の約90%が存在すると言われており、腸の調子が悪くなると、このセロトニンの分泌量も減ってしまいます。

結果として、気分が不安定になったり、睡眠の質が落ちたりすることがあります。

これも気象病の一部として捉えられています。

対処法として、ヨーグルトや納豆、味噌汁などの発酵食品や、食物繊維を含む野菜、海藻を積極的に取り入れて、腸の働きをサポートしてあげることが大切です!

4. 実は!梅雨の時期に潜む意外な影響まとめ

●湿気による皮膚トラブル

梅雨の時期は湿度が高くなり、汗や皮脂の分泌が活発になります。その結果、毛穴が詰まりやすくなったり、皮膚の表面で雑菌が繁殖しやすくなったりすることで、ニキビや湿疹、あせもといった皮膚トラブルが起こりやすくなります。

肌を清潔に保つことはもちろん、通気性のいい服を選んだり、シャワーで汗をこまめに流すことで、肌トラブルの予防につながります。

●実は冷えてる「梅雨の低体温」に注意!

意外にも、梅雨入りの直後から「冷え」が隠れた問題に。

気温が高い日でも、湿度が高いと汗が蒸発しづらく、体内の水分が外にうまく排出できず体内にたまり、そのたまった水分によって体がむくんだり冷えたりしやすくなります。

その結果、体の深部の体温が下がってしまうことがあります。

さらに、エアコンによる冷えや、雨に濡れたままの服装で過ごすなどの要素が重なり、免疫力や消化機能が低下すると体調不良につながります。

冷えを感じにくい季節こそ、体を冷やさない工夫が大切です。

●血圧が不安定になりやすい時期(血圧の変動)

気象病として知られるこの症状は、気圧と湿度の変化で血圧が上下しやすくなることが原因です。

特に高血圧の方は注意が必要で「めまい」「動悸」「頭が重い」などの症状が出やすくなります。体調が不安定な日が続くと感じたら、無理をせず、こまめに血圧をチェックすることが大切です。

5.【医師推奨】梅雨の不調にはコレ!すぐに始められる気象病対策!

梅雨の時期に「なんとなく身体がだるい」「朝から疲れている」といった不調が続くのは、身体にも心にも負担がかかりますよね。
私としては、みなさんにこの体調を崩しやすい季節でも元気でいてほしいと願っています。

では、頭痛やめまい、気分の落ち込み、睡眠の質の低下といった健康トラブルから、どのようにして自分の身体を守ればよいのでしょうか。

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6.根本から整えるには「自分の健康バランス」を知ることから

私たちは、健康を保つために必要な力として、以下のような「5つの力」が大切だと考えています。

1.解毒力

2.免疫力

3.睡眠力

4.疲労回復力

5.若返り力

この5つの力は、日々の生活や年齢の影響によってバランスを崩しやすくなります。

そのため、「今の自分にはどの力が不足しているのか?」を知ることが、ムダのないセルフケアにつながります。

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そんな方は、まずは“自分を知る”ことからはじめてみてください。

6. 梅雨は「心と体の声」に気づくチャンスかもしれません

梅雨の時期に感じる体調不良は、決して気のせいではありません!

これは環境の変化に反応して、体と心が「ちょっと疲れてるな~~」と教えてくれているサインでもあります。

無理に「頑張らなくちゃ!」と思うのではなく、次のような工夫を取り入れて、健康管理をしませんか?

・朝の光を浴びて、体内時計をリセットする

・除湿・通気・カビ対策で、湿気から体を守る

・冷たいものを控え、腸を温める食事を心がける
・「ちょっと疲れたな」と感じたら、無理せず休む

気圧や湿度といった外の環境は変えられなくても、自分自身のケアは今日からでも始められます。

もしも不調が長引いたり、日常生活に支障が出るほど辛い場合は、我慢せず早めに医療機関への受診を!

梅雨は、ただの「ジメジメした季節」ではなく、自分の健康と丁寧に向き合うきっかけになるかもしれません!

ぜひ、この時期ご自身の体と向き合うための時間を大切にしてください。

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