こんにちは。現役内科医の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。
「骨粗しょう症」という言葉を聞くと、高齢者だけの病気と思っていませんか?
実は、骨粗しょう症は更年期以降の女性や高齢者だけでなく、生活習慣や持病の影響で誰にでも起こる可能性があります。
特に「まだ症状がない」今こそ予防のチャンスです!
今回は、骨粗しょう症の原因から症状、治療、そして予防について解説します。
骨粗しょう症は、気づかないうちに進行し、ある日突然の骨折で初めて知ることもある病気です。
今から知って、骨を守る行動を始めましょう!
骨粗しょう症とは、骨の密度(骨密度)が低下し、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気です。骨は常に新陳代謝を繰り返していますが、このバランスが崩れると骨量が減少します。
骨粗しょう症は初期にはほとんど症状がありません。多くの方が、骨折や検診で骨密度の低下を指摘されて初めて気づきます。
発見のきっかけとしては、健康診断や骨密度検査で「骨量が低い」と指摘されるケースが多く、これは骨粗しょう症の初期症状に気づく重要なチャンスです。
早期に発見できれば、生活習慣の見直しや栄養管理などの予防につなげ、骨折などのリスクを大きく減らすことができます。
骨粗しょう症は、症状が出る前に見つけて治療を始めることが、骨折予防や生活の質の維持につながります。
そのためには、骨密度検査や血液検査などによる正確な評価が欠かせません。
治療法は薬物療法だけでなく、栄養・運動・生活習慣の改善を組み合わせることで、より高い効果が期待できます。
ここでは、骨粗しょう症を早期に発見するための検査方法と、症状の進行を防ぐための治療法について解説します!
骨粗しょう症の治療は、骨折を予防し、骨密度の低下を抑えることが目的です。
骨粗しょう症は、症状が出てからでは元の骨密度に戻すことが難しい病気です。
しかし、原因を正しく理解し、早期に予防を始めることで進行を抑えることができます。
特に、骨折や転倒などの症状が現れる前に検査や生活習慣の見直しを行うことが重要です。
治療も、薬物療法・食事療法・運動療法などを組み合わせることで効果的に進められます。予防と治療を両立させることで、長く健康な骨を保ち、日常生活の質を維持することが可能です。
早期に発見できれば、治療による的確な対処や生活習慣の見直し、栄養管理などの予防につなげられ、骨折などのリスクを大きく減らすことができます!
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参考:公益社団法人日本整形外科
【執筆者】内科医 橋本将吉(ハシモトマサヨシ)
内科医。高齢者向けの訪問診療『東京むさしのクリニック』院長。2011年に「全ての世代が安心して生活できる人生に」という理念の元、株式会社リーフェホールディングス(旧株式会社リーフェ)を設立。将来の医師を育てる医学生向けの個別指導塾『医学生道場』の運営や、自らが『ドクターハッシー(内科医 橋本将吉)』というYouTubeで健康教育を行う。2022年9月に、健康や医学を医師から学ぶ事のできるサービス『ヘルスケアアカデミー』をリリース。ヘルスケアアカデミー事業の一環として企業や学校等でセミナーを開催している。また、2023年11月には現役の医師目線で日々を健康に暮らすためのアイテムを扱うライフスタイルブランド「ハシモトマサヨシ」を立ち上げ、健康に対する知識を発信しながら商品を展開している。「めざましテレビ」「ホンマでっか!TV」など多数のテレビ番組の出演、「世界一受けたい授業」「林修の今、知りたいでしょ!」など、人気番組の医療監修を手掛け、著書に『薬のトリセツ』(自由国民社)『「老いても元気な人」と「どんどん衰えていく人」ではなにが違うのか』(アスコム)などがある。
リーフェホールディングス:https://li-fe.co.jp/
ヘルスケアアカデミー:https://healthcare-academy.co.jp/
ハシモトマサヨシ:https://hashimotomasayoshi.co.jp/