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健康ジャーナル

2026.01.29
カテゴリー:

つらい花粉の季節を乗り越えるために。正しい「花粉症」セルフケアとは?

こんにちは、現役内科医の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。
厳しい寒さが和らぐ日も増えてきましたね。
この時期になると「またあの季節がやってきた……」と、重い気持ちになられる方も多いのではないでしょうか。

そう、花粉の季節です。

ニュースでも連日、花粉の飛散状況が報じられていますが、今年は例年以上に飛散量が多くなると予測されています。
鼻水、目のかゆみ、止まらないくしゃみ。花粉症の症状は、単に身体が辛いだけでなく、集中力を奪い、睡眠の質を下げ、日常生活にまで支障をきたす恐れがあります。

今回は、そんな花粉について解説していきます。
ぜひ、最後までご覧いただいて、今年の花粉時期を乗り切りましょう!

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なぜ、私たちの身体は「花粉」に過剰に反応してしまうのか?

そもそも花粉症とは、身体の免疫システムが、本来は無害であるはずの花粉を「敵」だと誤解して、追い出そうと過剰に働いてしまう反応です。 空中に飛散している花粉が鼻や目の粘膜に付着すると、身体の中で抗体が作られ、ヒスタミンなどの物質が放出されます。これが、あの辛い花粉症の症状を引き起こす正体です。

特に、都会ではアスファルトに落ちた花粉が何度も舞い上がり、繰り返し飛散するため、症状が長引きやすい傾向にあります。
「たかが花粉症」と我慢してしまう方もいらっしゃいますが、炎症が続くと身体の免疫全体に負荷がかかってしまう可能性があります。

今日からできる!花粉症の「質」を高める生活習慣とは?

花粉症の症状を和らげる鍵は、外からの侵入を防ぐ「防御」と、内側のバランスを整える「調整」の2つにあります。

物理的な「遮断」の対策 

飛散量が多い日は、外出時にマスクやメガネを着用しましょう。これだけで、粘膜に付着する花粉の量を大幅に減らすことができます。帰宅時は玄関前で服を払い、家の中に花粉を持ち込まない工夫も、大切な対策の一つです。

「粘膜」を乾燥から守る 

花粉症の時期は、粘膜が炎症で傷つきやすくなっています。こまめな水分補給や加湿器の活用で、鼻や喉を潤してあげましょう。潤った粘膜は、花粉に対するバリア機能が高まります。

「腸内環境」から免疫を整える 

免疫細胞の約7割が集まる腸を整えることは、花粉症の根本的な対策に繋がります。発酵食品や食物繊維を積極的に摂り、免疫システムが「過剰に暴走しない」土台を作りましょう!

早めの「初期療法」を検討する 

 飛散が本格化する前から、あるいは症状が出始めたらすぐに適切な治療を始める「初期対策」は、シーズン中の重症化を防ぐために非常に有効です。

まとめ

花粉症の季節、私たちの身体は飛散する花粉という刺激に対して、一生懸命に自分を整えようと反応し続けています。
「目が痒くて仕事が手につかない」「鼻水が止まらない」
もし、そんな心身の不調を感じていたら、「たかが花粉症」と思わずに、頑張っているご自身の身体を優しく労わってあげてくださいね。

花粉が大量に飛散する日は、決して無理をせず、以下のような対策を組み合わせることで、敏感になっている身体を丁寧にケアしていきましょう。

  • お風呂で「潤い」と「鎮静」の対策

 お風呂は、身体の表面に付着した花粉を洗い流すだけでなく、湯気によって粘膜に潤いを与え、過敏になった神経を穏やかに落ち着かせる優れたリラックス対策です。花粉の飛散量が多い日こそ、湯船に浸かって心身を鎮めてあげることが大切です。

  • 睡眠という「修復」のための対策

 飛散する花粉によって荒れてしまった粘膜や、過剰に反応しすぎている免疫のバランスを整えられるのは、ぐっすりと眠っている時間だけです。質の高い睡眠を確保する対策は、花粉症で疲弊した身体を翌日に向けて再構築してくれる、何よりの薬となります。

「初期療法」という先回りの対策と、日々のこうした小さな対策を積み重ねることで、花粉の飛散による苦しみは必ず和らげることができます。

花粉がどれほど飛散していても、適切な対策を知っていれば、過度に恐れる必要はありません。
あなたがこの春、花粉の飛散を気にすることなく、澄んだ空気の中で、心からの笑顔で過ごせることを願っています!

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参考:tenki.jp

【執筆者】内科医 橋本将吉(ハシモトマサヨシ)
内科医。高齢者向けの訪問診療『東京むさしのクリニック』院長。2011年に「全ての世代が安心して生活できる人生に」という理念の元、株式会社リーフェホールディングス(旧株式会社リーフェ)を設立。将来の医師を育てる医学生向けの個別指導塾『医学生道場』の運営や、自らが『ドクターハッシー(内科医 橋本将吉)』というYouTubeで健康教育を行う。2022年9月に、健康や医学を医師から学ぶ事のできるサービス『ヘルスケアアカデミー』をリリース。ヘルスケアアカデミー事業の一環として企業や学校等でセミナーを開催している。また、2023年11月には現役の医師目線で日々を健康に暮らすためのアイテムを扱うライフスタイルブランド「ハシモトマサヨシ」を立ち上げ、健康に対する知識を発信しながら商品を展開している。「めざましテレビ」「ホンマでっか!TV」など多数のテレビ番組の出演、「世界一受けたい授業」「林修の今、知りたいでしょ!」など、人気番組の医療監修を手掛け、著書に『薬のトリセツ』(自由国民社)『「老いても元気な人」と「どんどん衰えていく人」ではなにが違うのか』(アスコム)などがある。
リーフェホールディングス:https://li-fe.co.jp/
ヘルスケアアカデミー:https://healthcare-academy.co.jp/
ハシモトマサヨシ:https://hashimotomasayoshi.co.jp/