みなさん、こんにちは。
現役内科医の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。
今年は例年よりも早くインフルエンザが流行し、すでに小中学校では学級閉鎖や学年閉鎖の対応を取っているようです。
そこで、インフルエンザの初期症状に 早期に気づき、速やかに対応することで、症状の悪化を防ぎ、周囲への感染予防をしていくことが大切です。
「インフルエンザの症状が長引いて辛い…」「家族にうつさないようにしたい…」という方は、ぜひ最後までお読みいただき、インフルエンザになってしまった時の正しい対応方法についての理解を深めていただければ幸いです。
毎年秋から冬にかけて流行するインフルエンザは、強い発熱や関節痛などの症状が特徴的です。
しかし、実際には、症状が出る前の段階(潜伏期間)からウイルスは体内で活動を始めており、知らず知らずのうちに周囲へ感染を広げてしまうことがあります。
インフルエンザの潜伏期間とは、ウイルスに感染してから実際に症状が現れるまでの期間を指します。一般的に、1日から3日程度といわれており、風邪よりも短いのが特徴です。
潜伏期間中も身体の中ではすでにウイルスが増殖しており、発症の前日から感染力が高まると言われています。
つまり、「まだ元気だから大丈夫」と感じていても、実際には周囲に感染を広げてしまっている可能性があるということです。
また、同じインフルエンザでもA型とB型では特徴が異なります。
A型は潜伏期間が短く、急激に症状が進む傾向があり、B型は比較的緩やかに進行します。
インフルエンザは、最初の対応が、重症化を防ぐために重要なことの一つです。
インフルエンザの初期症状として代表的なのは、次のようなものです。
これらの症状が同時に現れた場合は、単なる風邪ではなくインフルエンザの可能性が高いといえます。
特に、潜伏期間を経てから急激に熱が上がるのが特徴で、数時間のうちに体調が一変するケースもあります。
寒気や身体のだるさなど、発熱の前に感じる小さな違和感こそが初期サインの可能性が高いため、この段階で無理をせず休むことで、発症後の重症化を防ぐことが期待できます。
多くの方がインフルエンザの初期症状を「疲れ」や「風邪の前触れ」と誤解してしまいます。
しかし、それは潜伏期間中の炎症反応による身体からのサインである可能性も考えられます。
見逃してはいけない早期サインには、次のようなものがあります。
これらのサインは、インフルエンザの潜伏期間の終わりに現れることが多く、ウイルスが体内でピークに達する直前に起こると言われています。
この段階で無理をすると、翌朝には高熱で動けなくなるケースもあるため、早期サインだと感じた時は無理せず身体を休めることが大切です。
インフルエンザの潜伏期間中にも感染力があることは意外と知られていません。
そのため、症状が軽い段階でも、職場や家庭で感染を広げてしまう可能性があります。
咳やくしゃみが出ていなくても、会話中の飛沫で感染する場合があるため、 熱が出ていないからといって安心せず、違和感を覚えた時点でマスクを着用し、できるだけ外出を控えることが大切です。
これが、自分だけでなく家族や同僚を守る最善の行動になります。
インフルエンザの症状を軽く済ませるためには、早めの対応が重要です。
身体からの小さなサインを見逃さない意識が、症状の重症化や周囲への感染を予防するために大切なことです。
私自身、日頃からハシモトマサヨシの「黒にんにく 酵素の奇跡」を取り入れて生活しています。
毎日の栄養バランスを意識し、身体を冷やさないようにすることを心がけているおかげか、ここしばらくは風邪を引いたことがほとんどありません。
一方で、私の周りではインフルエンザに限らず体調を崩す人が多く、「たった数日の不調でこんなにも生活が乱れるのか」と話していました。
家族が高熱で苦しんだり、仕事を休まざるを得ない友人を見ていると、改めて免疫力を整える習慣の大切さを実感します。
病気の予防は“発症してから”ではなく、“日々の備え”が何より重要です。
インフルエンザの潜伏期間や初期症状を理解することはもちろん、日頃から自分の身体を整えておくことで、感染リスクを大きく減らすことができます。
私にとって、免疫ケアは“特別な健康法”ではなく、自分と家族を守る日常の習慣です。
この記事を読んでくださった方にも、少しでもその大切さを感じていただけたら嬉しく思います。
インフルエンザは潜伏期間が短く、初期症状が急速に進む感染症です。
そのため、「早めの気づきと正しい対応」が何より大切です。
倦怠感や微熱、関節の痛みなど、日常の中で感じる小さな変化を軽視せず、早めの受診・休養を心がけましょう。
一人ひとりの意識が、重症化を防ぐだけでなく、周囲を守ることにもつながります。
インフルエンザの症状に早期に気づくことも重要ですが、まずはインフルエンザなどの感染症に感染しない身体作りをすることが大切です。
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