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健康ジャーナル

2025.10.09
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【インフルエンザが早くも流行中】今年こそ感染したくない人必見!今からやっておきたい予防法5選を現役医師が解説!

みなさん、こんにちは。

現役内科医の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。

例年12月から流行が始まるインフルエンザですが、今年はすでに首都圏や関西エリアを中心に感染が拡大しています。


厚生労働省によると、全国的にインフルエンザの流行入りが去年より1か月早く、過去20年で2番目の早さだと発表されました。

この異例の速さには、インバウンドの増加、マスク着用の減少など様々な背景が関係しているといわれています。
某小児科のクリニックでは「先週までは週に1人程度だったのが、今週は午前中だけで5人陽性に」という報告も上がっており、 まさに「インフルエンザの流行はもう始まっている」といっても過言ではありません。

そこで今回は、現役医師である橋本将吉(ハシモトマサヨシ)が「今年こそインフルエンザに感染したくない人のための、今からできるインフルエンザ予防法5選」を徹底解説します!

1.なぜ今年はインフルエンザの流行が早いのか?

まず押さえておきたいのは、インフルエンザがなぜここまで早く流行しているのかという点です。

<インフルエンザの流行の背景として考えられる要因>

今年のインフルエンザ流行が早まった一因として、「海外との交流増加」も考えられています。万博の開催など、海外から日本に渡航する機会が増加したことで、インフルエンザ株が日本国内に持ち込まれ、早期流行のきっかけになったと考えられます。

エアコンの使用も、インフルエンザ流行を助長する要因になっていると考えられています。空気が乾燥しすぎるとウイルス感染もしやすく、症状も重くなりやすいと言われています。 

今年も猛暑が続き、エアコンを使用する機会が多かったため、喉などの粘膜が乾燥して、免疫力が低下しインフルエンザに感染してしまうケースもあるのではないでしょうか。

2.今から対策を!インフルエンザ予防5選!

インフルエンザの感染を防ぐには、「ウイルスに近づかない」「身体に入ってもウイルスを増やさない」「免疫で打ち勝つ」の3段階で考えることが重要です。

 つまり、インフルエンザ予防「生活」「栄養」「環境」「ワクチン」「休養」の5つを意識することが大切です。

これから紹介する5つの方法を組み合わせることで、インフルエンザにかかりにくい体づくりが可能になります。

インフルエンザワクチンは、接種から約2週間後に抗体ができ、効果は5か月ほど持続します。
そのため、10月〜11月のうちに接種しておくと、年末年始の流行ピークにしっかり備えられます。

また、インフルエンザワクチンは毎年型が変わるため、毎年接種が必要です。
「去年打ったから大丈夫」ではなく、今年の流行株に合わせて打ち直すことが重要です。

インフルエンザ予防で忘れがちなのが「日々の食事」です。
免疫細胞の約7割は腸に存在しており、腸内環境が整うと感染への抵抗力が高まります。

「腸を整えることがインフルエンザ予防の基本」とも言えるほど腸内環境を整えることは重要です。そこで、次の栄養素を意識して摂取してみることをおすすめします。

  • 乳酸菌・ビフィズス菌:ヨーグルト、発酵食品など
  • ビタミンC・D:柑橘類・キノコ類・魚介類
  • ポリフェノール:緑茶や黒にんにく

しかし、忙しい毎日の中で栄養素を意識して献立を立て、料理を作ることは容易なことではありません。

そこで、現役医師が自信を持っておすすめしたいのが「黒にんにく 酵素の奇跡」です。

自然由来100%の80種の薬草と、熟成された黒にんにくで、身体の内側から「免疫力」をサポートしてくれます。

特に、熟成黒にんにくには、腸内環境を整える「ポリフェノール」や、抗菌作用のある「アリシン」が豊富に含まれているため、「インフルエンザ対策」として取り入れてみてはいかがでしょうか。

インフルエンザウイルスは乾燥を好みます。湿度が40%を下回ると、空気中に長く浮遊しやすくなり、感染リスクが高まると言われています。

理想的な湿度は50〜60%とされているため、加湿器を使用するほか、濡れタオルを干したり、観葉植物を置くのも効果的です。

基本中の基本ですが、やはり手洗い・うがい・マスクインフルエンザ予防に欠かせません。

手洗いは30秒以上かけて「手のひら・指先・爪の間・手首」まで丁寧に洗いましょう。
外出後はできるだけ早くうがいをして、のどを清潔に保ちます。

特に人が多い場所に行くときはマスクを忘れずに着用することもポイントです。
「今さらマスク?」と思うかもしれませんが、飛沫を防ぐだけでなく、口やのどの保湿にもつながります。

 インフルエンザ予防には、「質の良い睡眠」と「リラックスできる時間」も重要です。

特に、夜更かし・スマホのブルーライト・過度なカフェインは免疫低下の原因と言われています。

 お風呂で身体を温め、寝る1時間前にはスマホを触らずに眠ることもインフルエンザ対策に有効なのではないでしょうか。

まとめ.早めの行動が、これからの季節を元気に乗り切るカギ

  • 今年は過去20年で2番目に早いインフルエンザ流行
  • ワクチン接種は10月〜11月がベストタイミング
  • 食事・環境・生活リズムの見直しで免疫を高める

インフルエンザ予防は“早めの対策”が大切です。日々の生活の中にある小さな工夫を積み重ねることで、ウイルスに負けない身体をつくりましょう。

「秋の紅葉を見に行く予定がある」「好きなアーティストのライブに行く予定がある」そんな大切な予定を元気な身体で楽しむためにも、インフルエンザ対策を”今”から始めてみましょう。

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