みなさん、こんにちは!
現役内科医の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。
先日、テレビ朝日「ワイド!スクランブル サタデー」に生出演し、今季のインフルエンザの状況について解説しました。
ワイド!スクランブル サタデーをご覧くださったみなさん、本当にありがとうございました。
この記事では、ワイド!スクランブル サタデーで解説した「サブクレードK」の話とは別の角度から、インフルエンザの最新情報を深掘りします。
サブクレードKのような変異への注意はもちろん大切ですが、インフルエンザそのものの「感染が成立しやすい条件」を知っておくことも同じくらい重要です。
テレビではお伝えできなかったポイントや、新たに発見されたインフルエンザ対策について、わかりやすく解説していきますのでぜひ最後までご覧ください!
今年のインフルエンザは、サブクレードKが話題になっていることからも分かるように、「ウイルス側の変化」が注目されています。
こういう年ほど、どうしても「どんな型?」「どんな変異株?」という“ウイルスの話”に意識が寄りがちです。
もちろん、サブクレードKの動向を知ることは大切です。しかし、ウイルスがどう変わろうと、 私たちがやるべきことの軸は変わらないのではないでしょうか。
それは、ウイルスが「入り込みやすい身体の条件」を作らないこと。
サブクレードKのような変異株が広がる年こそ、“ウイルスの情報を追う”だけではなく、自分の身体を“感染しにくい状態”に整えておくことが非常に大切です。
そして、その鍵として注目したいのが「腸内環境を整える=腸活」です!
近年の研究では、腸内環境と免疫の深い関係が次々と明らかになっています。
私たちの身体の免疫は、腸ととても深く関わっています。
腸は食べ物と一緒に、さまざまな菌やウイルスが入りやすい場所なので、身体は腸にたくさんの免疫細胞を集めて“最前線の守り”を作っています。
ここで腸内環境が整っていると、腸の中の良い菌たちが元気に働き、免疫がスムーズに動きやすい状態になります。
つまり、ウイルスが身体に入ってきたときに「すぐ気づいて」「早めに追い出す」力が働きやすいんです。
一方で腸内環境が乱れると、
といった状態が起こりやすくなります。
結果として、身体にウイルスが入り込みやすくなり、インフルエンザなどの感染症に感染してしまう可能性があります。
だからこそ、インフルエンザが流行する季節は、手洗いやうがい、ワクチン接種などの基本対策に加えて、腸内環境を整えて免疫の土台を作っておくことが大切です。
手洗いうがいなどの基本的な対策をすることはもちろん大切です。しかし、毎日の生活習慣の中で、腸内環境が少しずつ乱れ、結果的に免疫の土台が弱りやすくなってしまうことがあります。
つまり、手洗いうがいなど「外からの対策」をどれだけ頑張っていても、身体の内側、特に腸のコンディションが乱れていると、ウイルスに対して“気づく・追い出す”力が発揮されにくい状態になってしまう可能性があるんです。
では、なぜ腸内環境は乱れやすいのか。
それは、忙しい日々の中で
・食事の時間が不規則になる
・外食や加工食品が増えて食物繊維が不足しがちになる
・ストレスや睡眠不足が続く
・運動不足になりやすい
といったことが重なり、腸にとって大切な「良い菌が育つ環境」を作れないことが原因のひとつとして考えられます。
気づかないうちに腸内のバランスが崩れてしまっている____こうした“気づかない乱れ”が起きやすいのも、忙しい人が増えている今の時代ならではです。
だからこそ、インフルエンザが流行する季節は、基本対策にプラスして、腸から免疫の土台を整える習慣をつくることが大切になります。
そんな「腸活を毎日の中で無理なく続けたい」という方におすすめしたいのが、乳酸菌V28です。
乳酸菌V28は、現役内科医の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)が、忙しい人でも続けやすい形で腸内環境をサポートできるように作った乳酸菌飲料です。
乳酸菌V28は、1包あたり500億個の乳酸菌と、レタス3個分相当の水溶性食物繊維を配合しているため、腸内環境を整えるうえで欠かせない「善玉菌」と、その善玉菌を育てる「エサ」を同時に補えるため、腸から身体の土台づくりをサポートしてくれます。
毎日の腸活を“頑張るもの”ではなく、“自然と続く習慣”に変えてくれる存在として、インフルエンザが気になるこの季節の体調管理にぜひ取り入れてみてください!
年末年始を元気に過ごしたい方必見!
この記事では、インフルエンザ対策の新しいポイントをお伝えしました。
サブクレードKのような変異株の動きはもちろん大切な情報ですが、どんな年においても言えることは、ウイルスが入り込みにくい身体の環境を整えておけるかどうかです。
しかし、忙しいこの季節は、身体を整えるために時間を作ること自体が難しいという方も多いのではないでしょうか。だからこそ、簡単かつ続けられることを習慣化することが大切です!
今一度、生活習慣を見直して、基本の対策をしっかり行いつつ、腸のケアも取り入れてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。