みなさん、こんにちは!
現役内科医の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です!
今回、日本テレビ「上田と女がDEEPに吠える夜」の「「ロングスリーパー&ショートスリーパー 春の快眠SP」において、医学的監修をさせていただきました!
今の時期、本当に「睡眠」に関する特集が多い印象を受けます。
寒暖差や新年度、日照時間の変化など、様々な要因が重なっていることが原因として考えられます。
そこで今回は、みなさんの「快眠」をサポートしたく、ショートスリーパーやロングスリーパーがなぜ「寿命」や「健康」に影響するのかを医学的な視点から深掘り、快眠につながる具体的な方法をお伝えしていきたいと思います!
「昨日は10時間寝たから、今週の寝不足を取り戻せたはずだ」
「自分はショートスリーパーだから、4時間睡眠でもバリバリ働ける」
もし、そう考えているなら、その「睡眠への過信」が知らず知らずのうちに寿命を削っているかもしれません。
ぜひ、最後までお読みいただき、健康寿命が高い人に共通している「質の良い睡眠の鉄則」を学んでいってください!
医学界でよく知られている、睡眠時間と死亡率の相関グラフがあります。
それは、睡眠時間が短すぎても長すぎても死亡率が高まる「J型(あるいはU型)」の曲線を描きます。
アメリカで110万人を対象に行われた大規模な追跡調査によると、最も死亡率が低かったのは「1日7時間」睡眠の人たちでした。
意外なことに、ここから睡眠時間が1時間増える(8時間以上)ごとに死亡リスクは上昇し、9時間以上寝る人のリスクは7時間の人に比べて約1.5倍にも跳ね上がります。
一方で、5時間以下の短時間睡眠も同様にリスクを高めます。
つまり、睡眠は「多ければ多いほど良い」という貯金のようなものではなく、少なすぎても多すぎても毒になる「最適な睡眠時間」が存在するのです。
たっぷり寝ているはずのロングスリーパーが、なぜ短命のリスクを背負うのか。
そこには、単なる時間の問題ではない「病的なサイン」が隠れている可能性があります。
長時間眠ってしまう原因の多くは、実は睡眠の質が著しく低いため、脳と身体が「もっと寝ないと回復できない」と指令を出している可能性があります。
番組内にもありましたが、平日は短時間、休日は10時間以上といった「寝溜め」は、体内のバイオリズムを破壊します。これは、心臓や血管にかけているのと同じです。
このリズムの乱れは肥満や糖尿病、さらには将来的な年収の減少にまで相関するという研究報告すらあります。
次に、短時間睡眠(ショートスリーパー)のリスクを見ていきましょう。
近年の研究で、睡眠中には脳内の「グリンパティック系」という洗浄システムが働き、認知症の原因物質とされるアミロイドβなどの老廃物を排出していることが分かりました。 ショートスリーパーはこの洗浄時間が圧倒的に足りません。
脳にゴミが溜まり続けることで、数十年後の認知症発症リスクを劇的に高めてしまう可能性もあると言われています。
また、番組で言及された「明晰夢(夢をコントロールできる)」や「幽体離脱体験」は、脳が深く休めていない証拠とも言えます。
睡眠不足は、食欲を抑えるホルモン「レプチン」を減らし、食欲を高める「グレリン」を増やします。これにより「寝不足だと太る」という悪循環が生まれ、高血圧や脳血管疾患の引き金となります。
健康寿命を最大化させるために必要なのは、睡眠の質を高め、理想的な睡眠時間(7時間前後)を確保することです!!
起床後すぐに太陽の光を浴びると、脳内で幸せホルモン「セロトニン」が分泌されます。
これが約14〜16時間後に、眠りのホルモン「メラトニン」に変化します。
つまり、朝に光を浴びないと、夜に自然な眠気が訪れない仕組みになっているのです。
寝る直前の強い光、特にスマホの「ブルーライト」は、脳に昼間だと勘違いさせ、眠りのホルモン「メラトニン」の分泌を激しく抑制してしまいます。
理想は、就寝1時間前からスマホを遠ざけ、部屋の照明を落とすこと。
特に「目線より低い位置にある暖色の灯り」は、副交感神経を優位にし、脳をスムーズに休息モードへと誘います。
スマホの代わりに読書やストレッチを取り入れることで、入眠のスピードと深さは格段に変わります。
「いびきをかいてぐっすり寝ている」というのは大きな誤解です。
いびきは、睡眠中に空気の通り道である「気道」が狭くなり、粘膜が振動しているサイン。つまり、脳が軽い酸欠状態にあることを示しています。
気道が塞がると、酸素を取り込もうとして心臓や血管に過度な負担がかかり、これが睡眠の質を著しく下げて「長く寝ないと疲れが取れない」というロングスリーパーの負のループを招きます。
この気道を確保するために最も重要なのが、枕による首の角度の最適化です。
高すぎても低すぎても気道は折れ曲がってしまいます。首の付け根(第7頸椎)を正しく支え、呼吸をスムーズに維持できる環境を整えることこそが、脳を深く休ませ、寿命を守るための不可欠な鉄則なのです。
理想的な呼吸のためには、寝ている間も「真っ直ぐ立っている時と同じ首のカーブ」を維持することが重要です。
多くの枕は、頭の重みで首が沈み込みすぎたり、逆に顎を引きすぎた姿勢になったりして、自ら空気の通り道を狭めてしまいがちです。
この枕は、首の付け根(頚椎)を優しく、かつ安定感をもって支え上げる設計を採用しています。これにより、寝ている間も顎が自然な角度に保たれ、喉の奥の「気道のトンネル」がスムーズに通る状態をサポートします。
まさに、寝ながらにして理想的な「呼吸の通り道」を整えてくれるのです。
6つの独立ポケット構造にし、仰向けと横向きそれぞれの姿勢に合った高さ調整を可能にしました。
自分に合わせて最適な高さに細かく調整できるので、自分だけのオーダーメイド枕にする事が可能です!
・朝までサラサラ: ポリエステルが湿気を逃がし、綿が汗を素早く吸収。蒸れによる不快な目覚めを防ぎます。
・心地よい弾力: 合成繊維の反発力と、天然素材の柔らかな肌触りを両立。長時間の使用でも熱がこもらず、快適さが続きます。
・圧力を分散: 頭の形にスッと馴染む設計で、後頭部や側頭部への圧力を分散。圧迫感による血行の妨げを抑え、深い眠りをサポートします。
睡眠導入を促進するための要素として「香り」に着目し、天然のヒノキ香を取り入れました!
ヒノキに含まれる芳香成分は、嗅神経を介して大脳辺縁系に作用し、扁桃体や海馬といった情動や記憶に関与する領域に信号を伝えます。
これにより、ストレス反応を抑制し、視床下部を経由して副交感神経の活動を高めることで、自然な入眠を促します。
薬やサプリメントに頼る前に、まずは毎晩必ず使う「枕」を変えてみてはいかがでしょうか。
30年続くあなたの眠りを、今夜から最高のリセットタイムへ。 ヒノキの香りに癒されながら、深く穏やかな「睡眠」を体験してみてください。
睡眠は、単なる1日の終わりではなく、10年20年後のみなさんの「健康」に関わる大切な時間です。
朝起きて、太陽の光を浴びる行動は、明日からでもすぐにできるのではないでしょうか。
毎日無理なく続けられることを見つけることが、まずはじめの一歩です!
ぜひ、今回ご紹介した方法を実践し、この先も健康でいられる身体を作っていきましょう!!
【執筆者】内科医 橋本将吉(ハシモトマサヨシ)
内科医。高齢者向けの訪問診療『東京むさしのクリニック』院長。2011年に「全ての世代が安心して生活できる人生に」という理念の元、株式会社リーフェホールディングス(旧株式会社リーフェ)を設立。将来の医師を育てる医学生向けの個別指導塾『医学生道場』の運営や、自らが『ドクターハッシー(内科医 橋本将吉)』というYouTubeで健康教育を行う。2022年9月に、健康や医学を医師から学ぶ事のできるサービス『ヘルスケアアカデミー』をリリース。ヘルスケアアカデミー事業の一環として企業や学校等でセミナーを開催している。また、2023年11月には現役の医師目線で日々を健康に暮らすためのアイテムを扱うライフスタイルブランド「ハシモトマサヨシ」を立ち上げ、健康に対する知識を発信しながら商品を展開している。
【メディア出演実績】
2025年はテレビ出演 10回以上。
バラエティからニュース・情報番組まで多数出演。
・テレビ朝日「マツコ&有吉 かりそめ天国」
・テレビ朝日「ワイド!スクランブルサタデー」
・フジテレビ「めざましテレビ」
・TBS「それって実際どうなの会」
・テレビ東京「なないろ日和!」ほか
【書籍出版実績】
医療・教育・キャリア形成をテーマに 5冊出版。
累計発行部数 10万部突破。
「医師が教える 薬のトリセツ」(5回重版)
「ドクターハッシー流 すぐ元気になれる 61の科学的法則」
「ドクターハッシーの不調の味方」ほか
【会社情報】
リーフェホールディングス:https://li-fe.co.jp/
ヘルスケアアカデミー:https://healthcare-academy.co.jp/
ハシモトマサヨシ:https://hashimotomasayoshi.co.jp/
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