内科医 橋本将吉(ドクターハッシー)が
運営する健康情報サイト

健康ジャーナル

2026.04.21
カテゴリー:メディア

【医師監修】1日2リットルの水は飲むべき?健康を守るための「正しい水の摂り方」について徹底解説

みなさん、こんにちは!!

内科医の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。

本日4月21日発売の「週刊ゴルフダイジェスト」に掲載されました!!
すでにご覧いただいたみなさん、ありがとうございます!

いきなりですが、
「健康のために水は1日2リットル飲むべき」という言葉を、一度は耳にしたことがあるでのではないでしょうか。

しかし、実際に毎日2リットルを飲み続けるのは大変なことですし、「本当にそんなに必要なの?」と疑問に思う方も多いはずです。

実は、この「2リットル」という数字には医学的な根拠がありますが、ただ量を飲めば良いというわけではありません。

間違った飲み方をすれば、健康に寄与するどころか身体に負担をかけてしまうことさえあります。

今回は、なぜ身体に水が必要なのか、水不足が招く深刻なリスク、そして水を飲んでいるのに不調が改善しない意外な理由について詳しく解説します!

生活の中で実践しやすいおすすめの「水の摂り方」についても、最後の方にわかりやすくまとめているので、ぜひ最後までご覧ください!

1. そもそも、なぜ水は「2リットル」必要なのか?

人間の身体の約60%は水分でできています。
私たちは生きているだけで、毎日大量の水分を失っています。

排出される水分量と摂取のバランス

成人が1日に排出する水分量は、尿や便で約1.6リットル、呼吸や皮膚からの蒸発(不感蒸泄)で約0.9リットル、合計で約2.5リットルにのぼります。

一方で、食事から摂取できる水分は約1.0リットル、体内で栄養素が燃焼する際に作られる「代謝水」が約0.3リットル。

差し引きすると、飲み水として補給すべきなのが約1.2〜1.5リットル、運動量が多い日などは2リットル程度というのが、医学的な計算の根拠です。

「一度に」ではなく「こまめに」が鉄則

一度に大量の水を飲むと、血液中のナトリウム濃度が急激に下がり、「水中毒」と呼ばれる低ナトリウム血症を引き起こす恐れがあります。

そのため、以下に記載しているようなタイミングで、コップ1杯(約200ml)を1日7〜8回に分けて飲むのが、もっとも効率的で安全な補給方法です!!

(例)

  • 起床時
  • 食前
  • 入浴前後
  • 就寝前 

2. 放置すると怖い「水不足」が招く健康被害

「喉が渇いていないから大丈夫」という過信は禁物です!
喉の渇きを感じたとき、身体はすでに1%程度の脱水を起こしていると言われています。

慢性的な水分不足(隠れ脱水)は、健康に影響を及ぼす可能性があります。

① 血液が「ドロドロ」になり血管事故を招く

水分の足りない血液は粘り気を増し、流れが悪くなります。
これが「ドロドロ血」の状態です。
血流が悪くなると、血管内に血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞といった命に関わる病気のリスクが飛躍的に高まります。

② 代謝の低下と肥満のリスク

体内の化学反応(代謝)にはすべて水が必要です。
水分が不足するとエネルギー代謝がスムーズに行われず、脂肪が燃焼しにくくなります。
また、老廃物が排出されにくくなるため、むくみやセルライトの原因にもなります。

③ 脳のパフォーマンス低下

脳の約80%は水分です。
わずかな脱水でも、脳の血流量が減り、集中力の欠如、記憶力の低下、強い疲労感、そしてイライラといった精神的な不調が現れます。

3. 水不足の人に共通する「要注意サイン」

もし以下の症状に心当たりがあるなら、あなたの身体は「水」を強く求めている可能性があります。

尿の色が濃い
本来は薄い黄色ですが、水分不足だと老廃物を濃縮するため、濃い黄色や茶色に近づきます。

肌のカサつき・弾力不足
化粧水で外から補う以上に、内側からの補水が不足しているサインの可能性も…。

足が頻繁につる
化粧水で外から補う以上に、内側からの補水が不足しているサインの可能性も…。

慢性的な便秘
腸内の水分が足りないと便が硬くなり、スムーズに排出されないことも…。


このような悩みを持つ方は、市販のミネラルウォーター、特にマグネシウムを豊富に含む硬水を取り入れることで、一時的に便通が改善されることもあります。

4. 無理なく、水を2リットル飲む!「ついで飲み」のタイミング!

特別な道具やタイマーは不要です!!
日常の「当たり前の動作」に水を紐付けるだけで、自然と1日2リットル飲めるのではないでしょうか。

生活のタイミング飲む理由とメリット摂取量の目安
① 朝、目が覚めたらすぐ寝ている間の脱水をリセットし、胃腸を動かします。コップ1杯 (200ml)
② 朝食・昼食・夕食の「前」食べ過ぎを防ぎ、消化液の分泌を助けます。各コップ1杯 (計600ml)
③ 仕事や家事を「始める前」脳の血流を促し、集中力を高めるスイッチになります。各コップ1杯 (計400ml)
④ トイレから戻った後排出した分をすぐに補給する、最も効率的なルールです。コップ1杯 (200ml)
⑤ 外出から「帰宅した時」外気や移動で失われた水分を即座にリ給水。コップ1杯 (200ml)
⑥ お風呂に「入る前後」入浴中の発汗によるドロドロ血を防ぎます。各コップ1杯 (計400ml)
⑦ 寝る「30分前」睡眠中の代謝を支え、翌朝のスッキリ感を助けます。コップ1杯 (200ml)

4. 水を飲んでも解決しない不調の正体は「腸」にある

「毎日しっかり2リットルの水を飲んでいるし、硬水も試した。なのに、お腹のスッキリ感が得られないし、身体が重いまま……」

こうした悩みを持つ方に共通しているのは、「水の通り道である腸の受け入れ態勢」が整っていない可能性があります。

腸内環境が悪いと、水が宝の持ち腐れになる

どれだけ質の良いミネラルウォーターを飲んでも、腸内細菌のバランス(腸内フローラ)が乱れ、悪玉菌が優勢な状態では、水分は適切に吸収・利用されない可能性もあります。

汚れた川に綺麗な水を流してもすぐに濁ってしまうように、腸内環境が悪いと、水分は老廃物と混ざって滞留し、毒素を全身に巡らせる原因にさえなり得ます。

5. 水を飲む習慣に「乳酸菌」をプラスしよう!

水を飲むことは、健康の「土台」を作る素晴らしい習慣です!

しかし、ただ水を飲むだけでは、実は「水不足」を根本から解決できない場合があります。

その鍵を握っているのが、水の吸収拠点である「腸」の状態です!

どれだけ2リットルの水を飲んでも、腸内環境が乱れていると、水分は細胞までうまく吸収されません。
それどころか、腸に溜まった汚れ(老廃物)と混ざり、お腹が張ったり、体がむくんだりする原因になってしまうこともあります。

ここで、乳酸菌の出番です!!

乳酸菌を取り入れるメリットは、主に2つです。

「吸収」をサポートする
乳酸菌は腸内を善玉菌が動きやすい環境に整えます。
すると、腸の壁が元気になり、飲んだ水をスムーズに血液へと送り込めるようになります。

「押し出す力」をサポートする
水は便を柔らかくしますが、便を外へ押し出すのは腸の筋肉(ぜん動運動)です。
乳酸菌はこの動きを活発にするため、水とセットで摂ることで、溜まったものをスッキリ出す力が格段に高まります。


そこでおすすめなのが、医師が直接監修した「乳酸菌V28」です!!

 「乳酸菌V28」は、約500億個の乳酸菌と、約3,000mgの食物繊維配合により、菌を届けて育てる設計になっているため、。

また、不足しがちなビタミンやミネラルも配合されているため、お腹の調子をサポートしながら、栄養補給したい方にもおすすめです◎

まとめ

いかがでしたでしょうか。

2リットルと聞くと、「え…あのサイズのペットボトル1本飲み切るのか…」とハードルが高く感じるかもしれません。

しかし、このタイミングで飲むなどルーティン化することで、自然と飲めてしまうかもしれません!

ぜひ、本日ご紹介したタイミングで「ちょこちょこ飲み」を実践してみてはいかがでしょうか!!

【執筆者】内科医 橋本将吉(ハシモトマサヨシ)
内科医 橋本将吉(ドクターハッシー)

内科医。登録者数85万人超えのYouTubeチャンネル『ドクターハッシー/内科医 橋本将吉』にて健康教育を発信している。
2011年に「医学教育という専門領域から、日本と世界の明るい未来を創造する」という理念のもと、株式会社リーフェホールディングス(旧株式会社リーフェ)を設立。医学生向けの個別指導塾『医学生道場』を運営するほか、2022年9月には健康や医学を医師から学べるサービス『ヘルスケアアカデミー』をリリースし、企業や学校等でのセミナーも展開している。
2023年11月には、現役医師の目線から日々を健康に暮らすためのアイテムを扱うライフスタイルブランド「ハシモトマサヨシ」を立ち上げ、乳酸菌飲料などの商品を展開している。
「櫻井・有吉THE夜会」「林修の今、知りたいでしょ!」「めざましどようび」など多数のテレビ番組に出演。著書に『薬のトリセツ』(自由国民社)、『「老いても元気な人」と「どんどん衰えていく人」ではなにが違うのか』(アスコム)などがある。

リーフェホールディングス:https://li-fe.co.jp/
医学生道場:https://igakuseidojo.com/
ヘルスケアアカデミー:https://healthcare-academy.co.jp/
ハシモトマサヨシ:https://hashimotomasayoshi.co.jp/