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健康ジャーナル

2026.04.13
カテゴリー:メディア

【医師解説】コレステロールを下げたい方がまずやるべきことはコレ。

みなさん、こんにちは!!

内科医の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。

本日4月13日に、読売テレビ「かんさい情報ネットten.」に生出演いたしました!
ご覧いただいたみなさん、誠にありがとうございます!!

万が一、「見たよ〜〜!」という方がおりましたら、ドクターハッシーのYouTubeやハシモトマサヨシのLINEにメッセージやコメントいただけると活力になります!!

さて、番組内でもお話ししましたが、春は新生活のスタートや、お花見・歓迎会などイベントが多い季節です 。
そのため、「コレステロール値を上げてしまう生活習慣」になりやすい時期と言えるのではないでしょうか。

特に更年期世代の女性にとって、コレステロールの管理はこれからの健康寿命を左右する極めて重要なテーマです。

今回は、コレステロールを下げるための具体的な対策と、最後の方には「更年期女性特有のリスク」についても解説しています。

ぜひ今回を機に、コレステロールが身体にどのような影響を及ぼすのかを学び、ご自身にあった対策方法を見つけていただけたら嬉しいです!

1. 春にコレステロール値が上がりやすい理由

新年度は、1年で1番環境が変化する時期かと思います。
その環境変化が、知らず知らずのうちに数値へ影響を与えている可能性があります。

以下の項目に心当たりはありませんか?

  • イベントによる飲酒機会の増加:お花見や歓迎会など 。
  • 環境の変化によるストレス:新生活の始まりによる緊張や不安 。
  • 食習慣の乱れ:歓迎会など外食の増加や、夜遅い時間の食事 。
  • 運動不足:新しい環境や生活習慣に慣れるのが精一杯で、運動する時間がない 。

これらはすべて、コレステロール値や中性脂肪値を押し上げる要因となります 。

2. そもそも「コレステロール」とは?悪玉・善玉のバランスが重要!

健康診断の結果を見て数値の高さに驚く方も多いですが、大切なのは「内訳」です 。

項目役割のイメージ注意が必要な数値放置した際のリスク
LDL(悪玉)ゴミを運ぶ運搬係140以上心筋梗塞、脳梗塞
HDL(善玉)余分な脂を回収するお掃除屋40未満動脈硬化の進行
中性脂肪血管をつまらせる「ゴミ」そのもの150以上生活習慣が数値に直結する


「ゴミ(中性脂肪)」が多く、それを運ぶ「悪玉」が増え、さらに「善玉」による掃除が追いつかないと、血管は詰まってしまいます 。

ちなみに、研究結果(※1)では、LDLコレステロール値が上がるにつれて、冠動脈疾患(心筋梗塞など)の発症リスクが以下のように高まることが報告されています…。

  • 120~139 mg/dL(軽度異常):80 mg/dL未満の人と比べて、リスクが2.2倍に上昇する。
  • 140 mg/dL以上(要注意):リスクが2.8倍に上昇する。
  • 総コレステロールが200 mg/dL以上:200 mg/dL未満の人に比べ、虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)の合併率が3~5倍になるというデータもあります。

数値から分かるように、放置することは極めて危険です。

3. 【更年期女性とコレステロール】医学的な関係性

更年期を迎えると、女性のコレステロール値は急激に上昇する傾向があります。
これには女性ホルモンである「エストロゲン」が深く関わっていると言われています。

エストロゲンの役割と減少の影響

エストロゲンには、肝臓におけるLDL(悪玉)コレステロールの受容体を活性化させ、血中の悪玉を回収しやすくしたり、HDL(善玉)を増やしたりする働きがあります。

閉経に伴いこのホルモンが急減すると、それまで守られていた女性の血管壁は無防備になり、脂質代謝が変化して悪玉コレステロール値が跳ね上がりやすくなります。

40代に入り、生活習慣が大きく乱れていないのにも関わらず、「急にコレステロール値が上がった」という方は、上記が原因の可能性があります。

つまり、生理的な変化で「コレステロール値が上がることもある」ということを理解しておくことで、どのような対策を取るべきなのか判断しやすくなるかと思います!

4. コレステロールを下げたい方必見!まずやるべきコレステロール対策はコレ!

数値を改善するために、無理のない範囲で取り入れられる「ゆるゆるコレステロール改善習慣」をご紹介します!!

①食事編

番組では「イチゴ」や「緑茶」が紹介されましたが、効果を底上げする「食べ物」の選び方をご紹介します。

  • 「水溶性食物繊維」でコレステロールを絡め取る 

コレステロール対策重要なのは、体内の余分なコレステロールを便として排出することです。
わかめ・メカブなどの海藻類、オクラ、納豆に含まれる「水溶性食物繊維」は、腸内でコレステロールを吸着して外に出してくれる強力な味方です。

  • 「油の置き換え」で血管を守る

    お肉の脂(飽和脂肪酸)は悪玉コレステロールを増やす原因になると言われています。
    そこで、調理に使う油をオリーブオイルに変えたり、週に数回はメインのおかずを青魚(サバ・イワシなど)に置き換えたりしてみましょう!
    魚の脂に含まれるEPA・DHAには、中性脂肪を減らす働きが医学的に認められています!!

②運動編

  • 「食後30分の運動」が血糖値と脂質を抑える

 激しい筋トレは必要ありません。
食後30分〜1時間の間に「5分程度の片付け」や「スクワット10回」をするだけでも、食事から摂った糖や脂質が脂肪として蓄積されにくくなります。

  • 「第2の心臓」を刺激する 

ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれます。デスクワーク中や信号待ちの間に、つま先立ちを繰り返すだけで血流が改善し、代謝がアップします。

これなら運動が苦手な方でも「ゆるゆる」続けられますね。

③医師が直接監修した「乳酸菌V28」

食事や運動にプラスして、もっと効率的にケアしたい方におすすめなのが「乳酸菌V28」です!

最新の研究では、腸内環境とコレステロール代謝には深い関係があることがわかっています。

「乳酸菌V28」は、約500億個の乳酸菌と、約3,000mgの食物繊維配合により、菌を届けて育てる設計になっています。

「コレステロール値を見直したい方」「お腹のぽっこり感」や「不快感」でお悩みの方にぜひご活用いただきたいです!


まとめ. 続けられることから始めよう!

コレステロールを下げたい方がまずやるべきことは、極端な制限ではなく、

「食事の内容を見直す」
「よく噛んで食べる」
「5分でも身体を動かしてみる」


など、今すでにやっていることを「見直して、置き換えること」です!!

小さな習慣の積み重ねが、あなたの血管を健やかに保ちます!

まずは本日の昼食や夜ご飯から、意識を変えてみませんか?

これからも、みなさんの「健康」に役立つことを発信していくので、「この方法自分に合っている!」「これなら継続できる!」ということがあれば、ぜひ実践してみてください!

この健康習慣の積み重ねが、みなさんの10年後、20年後の「健康」を作るので、今日からできることをコツコツ続けていきましょう!

参照

※1:https://www.jacd.info/library/jjcdp/review/52-3_03_matsunaga.pdf


【執筆者】内科医 橋本将吉(ハシモトマサヨシ)
内科医 橋本将吉(ドクターハッシー)

内科医。登録者数85万人超えのYouTubeチャンネル『ドクターハッシー/内科医 橋本将吉』にて健康教育を発信している。
2011年に「医学教育という専門領域から、日本と世界の明るい未来を創造する」という理念のもと、株式会社リーフェホールディングス(旧株式会社リーフェ)を設立。医学生向けの個別指導塾『医学生道場』を運営するほか、2022年9月には健康や医学を医師から学べるサービス『ヘルスケアアカデミー』をリリースし、企業や学校等でのセミナーも展開している。
2023年11月には、現役医師の目線から日々を健康に暮らすためのアイテムを扱うライフスタイルブランド「ハシモトマサヨシ」を立ち上げ、乳酸菌飲料などの商品を展開している。
「櫻井・有吉THE夜会」「林修の今、知りたいでしょ!」「めざましどようび」など多数のテレビ番組に出演。著書に『薬のトリセツ』(自由国民社)、『「老いても元気な人」と「どんどん衰えていく人」ではなにが違うのか』(アスコム)などがある。

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ハシモトマサヨシ:https://hashimotomasayoshi.co.jp/