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健康ジャーナル

2026.02.09
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2月の受験シーズン、感染症が流行中!【医師解説】体調管理の鉄則

こんにちは、現役内科医の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。

2月に入り、受験シーズンもいよいよ大詰めですね。
受験生の皆さま、そして支えるご家族の皆さまは、不安と緊張が入り混じる日々を過ごされていることと思います。

この時期は、一生懸命取り組んできた勉強がピークを迎える一方で、実は最も体調を崩しやすい時期でもあります。
その大きな原因は、連日の猛勉強による「睡眠不足」と、合格へのプレッシャーからくる「精神的ストレス」です。
これらが重なると自律神経が乱れ、本来私たちの身体に備わっている免疫力が著しく低下してしまいます。
その結果、普段なら跳ね返せるはずのインフルエンザやコロナ、ノロウイルスといったウイルスに対して、無防備な状態になってしまうのです。

現在、医療現場ではインフルエンザ、コロナ(新型変異株・ニンバス)、そしてノロウイルスという「冬の三大感染症」が同時に猛威を振るっています。
大切な受験を万全の状態で迎えるために、今回は改めて「インフルエンザ」「コロナ」「ノロウイルス」について解説します。

ぜひ、最後までご覧ください!

■ 1. 「インフルエンザB型」の再流行に注意!

まず警戒すべきは、年明けからA型に代わって主役となった「インフルエンザB型」です。現在、感染が再急増しており「12月にA型にかかったから安心」と思われている方でも、型が違うために再感染してしまうリスクがあります。

B型のインフルエンザは、高熱だけでなく下痢や腹痛といった消化器症状が出ることも珍しくありません。
受験直前に「なんだかお腹が痛い」「気持ち悪い」と感じたら、それはインフルエンザのサインかもしれません。受験本番を欠席しないためにも、早めの受診をお勧めします。

■ 2. 喉の激痛が特徴、新型コロナ「ニンバス株」

次に、現在主流のコロナ変異株「ニンバス(NB.1.8.1)」です。
これは、これまでにない「強烈な喉の痛み」が大きな特徴で、感染力が非常に強く、受験生が集まる塾や試験会場での拡大が懸念されています。

コロナの症状は、初期は軽い風邪のようでも、数日後に唾を飲み込むのも辛いほどの激痛に変わることがあります。
勉強による疲労が原因で発症を早めたり、インフルエンザと同時感染したりするケースもあります。
受験を控えた大切な時期だからこそ、コロナへの警戒も緩めないことが重要です。

■ 3. 家族一丸で防ぐ「ノロウイルス」の脅威

そして、おう吐や下痢を繰り返すノロウイルスも、受験生にとって最も避けたい感染症の一つです。
ノロウイルスはアルコール消毒が効きにくいため、感染を防ぐには「石けんと流水による手洗い」が最大の対策となります。

家庭内にノロウイルスを持ち込まないよう、ご家族も外出後の手洗いを徹底してください。
万が一、ご家族にノロウイルスの症状が出た場合は、受験生への二次感染を防ぐため、タオルや食器の共有を避けるといった厳重な隔離対策が必要です。
不適切な汚物処理がノロウイルス拡大の引き金になるため、細心の注意を払いましょう。

不安も「症状」の一部になる可能性が?

受験が近づくと、少しの体調不良でも「インフルエンザだったらどうしよう」「コロナだったら……」と、心が休まらないのは当然です。
ストレス自体が胃腸不調の原因にもなりますが、同時にノロウイルスなどのリスクも否定できません。

  • 「加湿」で喉のバリアを守る対策
  • 「睡眠」で免疫力を高める対策
  • 「手洗い」でウイルスを入れない対策

こうした当たり前の対策を淡々と続けることが、結果としてインフルエンザ、コロナ、ノロウイルスからあなたを守る最強の武器になります。

■ まとめ:合格への近道は「正しい知識」と「休息」

受験シーズン本番、勉強も体調管理も正念場ですが、最後に大切なポイントを振り返りましょう!

  1. 原因を理解する:睡眠不足とストレスが免疫力を下げ、インフルエンザ、コロナ、ノロウイルスを寄せ付ける最大の原因になります。「休息も合格への重要な対策」です。
  2. 流行に合わせた対策を:現在はインフルエンザB型、喉の痛みが強いコロナ、おう吐・下痢のノロウイルスが同時流行しています。症状が出たら無理をせず、早めに受診しましょう。
  3. 感染経路を遮断する:インフルエンザやコロナには加湿とマスク、ノロウイルスには石けん手洗いが有効な対策です。家族一丸となって家庭内感染を防ぎましょう。

受験という大きな挑戦において、これらの病は高い壁に見えるかもしれません。
しかし、正しい知識と対策があれば、その不安は必ず軽減できます。
症状が出たときは、身体を休めるサイン。皆さまの努力が最高の形で実を結ぶよう、心から応援しています。

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〈参考〉ReseM

【執筆者】内科医 橋本将吉(ハシモトマサヨシ)
内科医。高齢者向けの訪問診療『東京むさしのクリニック』院長。2011年に「全ての世代が安心して生活できる人生に」という理念の元、株式会社リーフェホールディングス(旧株式会社リーフェ)を設立。将来の医師を育てる医学生向けの個別指導塾『医学生道場』の運営や、自らが『ドクターハッシー(内科医 橋本将吉)』というYouTubeで健康教育を行う。2022年9月に、健康や医学を医師から学ぶ事のできるサービス『ヘルスケアアカデミー』をリリース。ヘルスケアアカデミー事業の一環として企業や学校等でセミナーを開催している。また、2023年11月には現役の医師目線で日々を健康に暮らすためのアイテムを扱うライフスタイルブランド「ハシモトマサヨシ」を立ち上げ、健康に対する知識を発信しながら商品を展開している。「めざましテレビ」「ホンマでっか!TV」など多数のテレビ番組の出演、「世界一受けたい授業」「林修の今、知りたいでしょ!」など、人気番組の医療監修を手掛け、著書に『薬のトリセツ』(自由国民社)『「老いても元気な人」と「どんどん衰えていく人」ではなにが違うのか』(アスコム)などがある。
リーフェホールディングス:https://li-fe.co.jp/
ヘルスケアアカデミー:https://healthcare-academy.co.jp/
ハシモトマサヨシ:https://hashimotomasayoshi.co.jp/