内科医 橋本将吉(ドクターハッシー)が
運営する健康情報サイト

健康ジャーナル

2026.02.06
カテゴリー:

【医師執筆】2026年「蓄積型花粉症」への備え。経済損失4兆円の試算から考える、薬だけに頼らない“腸ケア”の重要性

1. 2026年の予測と、現代人が直面する「蓄積型花粉症」

2026年の花粉飛散量は、前年の猛暑の影響を受け、地域によっては例年の約2倍に達すると予測されています。

ここで注目したいのが、単なる飛散量の影響だけでなく、日々の生活習慣が積み重なって引き起こされる「蓄積型花粉症」の可能性もあるということです。

これは、PM2.5などの環境因子、不規則な食生活、睡眠不足などが体内の防護システムに負荷をかけ続け、花粉に対して過剰に反応しやすい土台が作られてしまっている状態を指します。

2. 日本全体で年間4兆円超の損失。仕事の効率を左右する「プレゼンティーズム」

花粉症による社会的影響は、経済的な視点からも無視できない規模になっています。

最新の推計(※)では、花粉症に伴う集中力の低下や作業能率の減退(プレゼンティーズム)による経済損失は、年間4兆円を超え、1日あたり約2,450億円にものぼると試算されています。

くしゃみや鼻水といった直接的な症状だけでなく、薬の副作用による眠気や倦怠感が、日々の仕事や家事のパフォーマンスを緩やかに低下させている現実があると考えられています。

医学的に見ると、花粉症によるパフォーマンス低下は、単なる『不快感』だけが原因ではありません。炎症反応によって放出されるヒスタミンなどの化学物質は、睡眠の質を著しく低下させ、脳の認知機能を鈍らせます。

また、対症療法として使われる第一世代の抗ヒスタミン薬などは、脳内の受容体にも作用し、自覚症状のないまま集中力を奪う『インペアード・パフォーマンス(気づきにくい能力低下)』を引き起こすことが分かっています。

診察室では、患者様がこの能率低下を『体質や疲れのせい』と思い込み、適切な栄養管理や薬剤選択による改善の機会を逃す可能性も危惧しています。

3. 防護システムの要、腸内環境と栄養バランス

「蓄積型花粉症」の状態を和らげるためには、対症療法としての薬に加え、身体の防護システムを内側から整える視点が欠かせません。

  • 「守るチカラ」の70%は腸に: 免疫細胞の多くが集まる腸の環境を整えることは、花粉に対する過剰な炎症反応を穏やかにするサポートにつながります。
  • ビタミンD不足という課題: 近年の研究では、日本人の多くが免疫調整に重要な役割を果たすビタミンD不足の状態にあることが指摘されています。この微細な栄養不足の蓄積が、防護システムの揺らぎの一因となっている可能性があります。

4. 本格シーズンを前に、今できる具体的なセルフケア

飛散が本格化する前から、内と外の両面から「蓄積」を減らす工夫が推奨されます。

  • 花粉を身体に入れない工夫: 玄関での花粉除去や空気清浄機の活用で、物理的な接触量を抑える。
    • 食物繊維・発酵食品: 腸内環境を整え、内側からの防護を支える。
    • ビタミンA・D: 粘膜の健康維持と免疫バランスの調整を助ける。
    • EPA・DHA: 体内の過剰な反応を穏やかに保つ。

毎日の生活の中でのちょっとした「工夫」が、身体を内側から整えるサポートをしてくれます。

だからこそ、花粉シーズンが本格化する前のケアが重要になります。

しかし、忙しい毎日の中で食事の内容にまで気を遣うのは難しいという方は多いのではないでしょうか。

薬を買いに薬局やドラッグストアへ行く時間を作ることさえも一苦労ですよね。

そんな方におすすめしたいのが、現役医師が直接監修した「乳酸菌V28」です。

1包あたり乳酸菌約500億個と不足しがちな食物繊維3,000mg配合!“菌”と“エサとなる菌”を取り入れることで、免疫細胞が多く集まる腸内環境をサポートしてくれます!

また、日本人が不足しがちなビタミンやミネラルも配合されているため、身体の内側からトータルで健康をサポートしてくれる乳酸菌飲料です!

個包装タイプなので気軽に持ち運び可能なため、シーンを問わずご利用いただけます。

本格的な花粉シーズンが始まる前に、今のうちから内側から整える習慣を始めてみませんか?

5. まとめ. 根本的なケアで、健やかな春を迎えるために

花粉症を「毎年のことだから仕方ない」と諦めるのではなく、自分自身の身体が発しているサインとして捉え直すことが大切です。

2026年の厳しいシーズンを乗り切るために、薬を適切に活用しながら、食生活や環境調整を通じて防護システムを整える「先回りのケア」を検討してみてはいかがでしょうか。

花粉で悩んでいる皆さんのお役に少しでも役立てたら嬉しいです。


参照

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001160.000024101.html

【執筆者】内科医 橋本将吉(ハシモトマサヨシ)
内科医。高齢者向けの訪問診療『東京むさしのクリニック』院長。2011年に「全ての世代が安心して生活できる人生に」という理念の元、株式会社リーフェホールディングス(旧株式会社リーフェ)を設立。将来の医師を育てる医学生向けの個別指導塾『医学生道場』の運営や、自らが『ドクターハッシー(内科医 橋本将吉)』というYouTubeで健康教育を行う。2022年9月に、健康や医学を医師から学ぶ事のできるサービス『ヘルスケアアカデミー』をリリース。ヘルスケアアカデミー事業の一環として企業や学校等でセミナーを開催している。また、2023年11月には現役の医師目線で日々を健康に暮らすためのアイテムを扱うライフスタイルブランド「ハシモトマサヨシ」を立ち上げ、健康に対する知識を発信しながら商品を展開している。

【メディア出演実績】
2025年はテレビ出演 10回以上
バラエティからニュース・情報番組まで多数出演。

・テレビ朝日「マツコ&有吉 かりそめ天国」
・テレビ朝日「ワイド!スクランブルサタデー」
・フジテレビ「めざましテレビ」
・TBS「それって実際どうなの会」
・テレビ東京「なないろ日和!」ほか

【書籍出版実績】
医療・教育・キャリア形成をテーマに 5冊出版
累計発行部数 10万部突破

「医師が教える 薬のトリセツ」(5回重版)
「ドクターハッシー流 すぐ元気になれる 61の科学的法則」
「ドクターハッシーの不調の味方」ほか

【会社情報】
リーフェホールディングス:https://li-fe.co.jp/
ヘルスケアアカデミー:https://healthcare-academy.co.jp/
ハシモトマサヨシ:https://hashimotomasayoshi.co.jp/

【メディア関係者の方へ】
テレビ・WEBメディア・雑誌・イベント登壇などのご相談は随時受付中です。
専門性・視聴者理解・コメント力を兼ね備えた現役内科医として、企画段階からのご相談も可能です。

お問い合わせは以下よりお願いいたします▼
https://hashimotomasayoshi.co.jp/contact/?utm_source=hp&utm_medium=healthjournal&utm_campaign=202601_media_form