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健康ジャーナル

2026.01.16
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【もうすぐバレンタイン】チョコレートの新事実!?現役医師が語るカカオの健康効果

2月の一大イベントといえば バレンタインです。
大切な人への贈り物として、また自分へのご褒美としてチョコレート を楽しむ方も多い時期ではないでしょうか。

一方で、

  • 「チョコレートは身体に悪いのでは?」
  • 「甘いもの=不健康というイメージがある」
  • 「バレンタインの後は罪悪感が残る」

そんな声を耳にすることも少なくありません。

そこで今回は、現役内科医のハシモトマサヨシ が、バレンタインとチョコレート、そしてカカオの健康効果について、医学的な視点からわかりやすく解説します。

1.チョコレート=不健康というイメージは本当?

チョコレートが敬遠されがちな理由の一つが、「甘い」「太りそう」といった印象です。

確かに、市販のチョコレートの中には、

  • 砂糖が多い
  • 甘味が強い
  • お菓子としての要素が強い

ものもあります。

しかし、チョコレートの本来の主原料はカカオです。健康への影響を考えるうえで重要なのは、「チョコレートかどうか」ではなく、どれだけカカオが含まれているか という点です。

2.医師が注目するカカオの健康効果

近年、カカオに含まれる成分が、健康分野で注目されています。

カカオに含まれる主な成分

  • カカオポリフェノール
  • 食物繊維
  • ミネラル(マグネシウムなど)

これらの成分には、以下のような健康効果が期待されています。

  • 血流をサポートする
  • 身体のめぐりを整える
  • 腸内環境を支える
  • 気分の安定を助ける

つまり、チョコレートの健康効果は「カカオ」に由来するという点が重要です。

3.バレンタインのチョコレート選びで意識したいポイント

バレンタインにチョコレートを選ぶ際、次のポイントを意識するだけで印象は大きく変わります。

① カカオ含有量に注目する

カカオの割合が高いチョコレートは、ポリフェノールや腸内環境に関与する カカオプロテイン などの有効成分が多く含まれています。

最新の産学共同研究では、カカオ分72%以上の高カカオチョコレートを1日25g、2週間摂取したグループで、

  • 排便回数が 1週間で約2.8回 → 3.9回へ増加
  • 2週間後にはさらに 約4.9回まで改善
    という変化が確認されました(※便通改善の実証研究)

この結果は、高カカオチョコレートが腸内環境を整える可能性を示すデータとして注目されています。

② 「甘さ」だけで選ばない

多くのチョコレートは砂糖(糖質)が含まれており、「甘さ重視」だとカカオの割合が低くなりがちです。

健康志向の方や健康でいてほしい大切な方にバレンタインギフトとして送る際には、砂糖が多く使われているチョコレートなのか、裏面の原材料名をご覧いただくと良いかもしれません。

原材料名は、使用した原材料に占める重量の割合の高いものから順に表示されてるので、どのくらい砂糖が使われているかどうか確認する目安になります!

③ 適切な量を楽しむ

「チョコはたくさん食べるほど効果がある」というわけではありません。
研究でも、1日25g程度(約2〜3片)という適量で、腸内環境にポジティブな変化が出たと報告されています。

そのため、短期的な大量摂取よりも、カカオの含有率が高い質の良いチョコレートを適度な量で楽しむことが大切です!

4.バレンタインは健康を見直すきっかけになる

バレンタイン は、単なるチョコレートのイベントではなく、「食」と「身体」に目を向ける良いタイミングでもあります。

チョコレートを、

  • 我慢するもの
  • 罪悪感のあるもの

として扱うのではなく、

  • カカオの健康効果を知る
  • 自分の身体に合った選び方をする

そんな視点を持つことで、バレンタインの楽しみ方は変わってきます。

5.ハシモトマサヨシが伝えたいこと

現役内科医としてお伝えしたいのは、「チョコレート=悪」ではない ということです。

大切なのは、

  • 何を選ぶか
  • どう楽しむか

同じチョコレートでも、どんな種類のチョコレートを選択するかで、健康への影響の仕方が変わってきます。

特にチョコレートが好きで毎日食べている方は、今回を機にチョコレートの選び方を見直してみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • バレンタインはチョコレートの健康効果を見直す良い機会
  • カカオには身体の健康をサポートする重要な成分が含まれている
  • 選び方次第でチョコレート=悪ではない
  • バレンタインは「楽しみながら健康を考える日」になる

今年のバレンタイン は、大切な人や皆さんご自身の身体が喜ぶような優しい選択をしてみてはいかがでしょうか。

参照:https://www.meiji.co.jp/chocohealthlife/news/research_cacaoprotein.html

【執筆者】内科医 橋本将吉(ハシモトマサヨシ)
内科医。高齢者向けの訪問診療『東京むさしのクリニック』院長。2011年に「全ての世代が安心して生活できる人生に」という理念の元、株式会社リーフェホールディングス(旧株式会社リーフェ)を設立。将来の医師を育てる医学生向けの個別指導塾『医学生道場』の運営や、自らが『ドクターハッシー(内科医 橋本将吉)』というYouTubeで健康教育を行う。2022年9月に、健康や医学を医師から学ぶ事のできるサービス『ヘルスケアアカデミー』をリリース。ヘルスケアアカデミー事業の一環として企業や学校等でセミナーを開催している。また、2023年11月には現役の医師目線で日々を健康に暮らすためのアイテムを扱うライフスタイルブランド「ハシモトマサヨシ」を立ち上げ、健康に対する知識を発信しながら商品を展開している。

【メディア出演実績】
2025年はテレビ出演 10回以上
バラエティからニュース・情報番組まで多数出演。

・テレビ朝日「マツコ&有吉 かりそめ天国」
・テレビ朝日「ワイド!スクランブルサタデー」
・フジテレビ「めざましテレビ」
・TBS「それって実際どうなの会」
・テレビ東京「なないろ日和!」ほか

【書籍出版実績】
医療・教育・キャリア形成をテーマに 5冊出版
累計発行部数 10万部突破

「医師が教える 薬のトリセツ」(5回重版)
「ドクターハッシー流 すぐ元気になれる 61の科学的法則」
「ドクターハッシーの不調の味方」ほか

【会社情報】
リーフェホールディングス:https://li-fe.co.jp/
ヘルスケアアカデミー:https://healthcare-academy.co.jp/
ハシモトマサヨシ:https://hashimotomasayoshi.co.jp/

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