
いつも健康ジャーナルをご覧いただきありがとうございます。
ハシモトマサヨシ運営の田中です!
先日、社内で「タイムマネジメント」をテーマにした勉強会を行いました。
目的は、自分の時間の使い方を“可視化”し、業務の無駄を減らして生産性を高めること。
日々の業務の中で「気づいたら一日が終わっている」「忙しいのに、成果が追いつかない」そんな声も多く聞かれる中で、改めて“時間と向き合う”大切さを感じる機会となりました。
今回は、勉強会で学んだタイムマネジメントのちょっとした工夫を、皆さんにも共有したいと思います。
最初の講義では、「重要度」と「緊急度」という2つの軸でタスクを整理する“タイムマネジメントマトリックス”について学びました。
これはアメリカの経営学者スティーブン・R・コヴィー氏が提唱した考え方で、日々の仕事を4つの領域に分けて考えます。
仕事の多くは第一領域に追われがちですが、長期的に成果を生むのは第二領域です。
“今すぐではないけれど、未来をつくる時間”にどれだけエネルギーを注げるかが鍵。
おすすめは、週に一度「今週の第二領域」を見直す時間をつくること。
「先週やったこと」「今週進めたいこと」を3つずつ整理するだけで、タスクの優先順位が明確になり、行動の目的意識が高まります。
次の講義では、「忙しいのに何も進んでいない」と感じる原因を掘り下げました。
ポイントは、“頭の中にタスクを置かない”ということ。
Todoリストを作り、必ず“いつやるか”をスケジュールに落とし込むことで、「やるべきこと」が明確になります。
また、自分の業務を棚卸して「何にどれくらい時間を使っているか」を把握すると、意外な“浪費時間”が見つかることも。
例えば、メール対応が1日に2時間以上ある場合、テンプレート化や自動化で効率化できないかを考えるだけでも、1週間単位で大きな時間の余白を生み出すことができます。
時間の浪費は“努力不足”ではなく、“仕組み不足”。
自分の仕事をよりシンプルにできる方法を探すことが、成長の第一歩です。
最後のテーマは、締め切りから逆算して動く「先読み計画力」。
スケジュールを逆算することで、焦らずに余裕を持ってタスクを進められるようになります。
重要なのは、次の3ステップです。
また、計画を立てるときは必ず“バッファ(余裕時間)”を確保しましょう。
想定外のトラブルが起きても慌てず対応でき、精神的にも安定した状態で業務に臨むことができます。「今やるべきことを、今やる」。
この小さな習慣が、結果的に“信頼される仕事”と“質の高い成果”を生み出します。
今回の勉強会を通して、あらためてタイムマネジメントの大切さを学びました。
限られた時間の中でどう動くかを考えることで、
仕事の質や心の余裕にもつながることを実感しました。
今日の学びを日々の業務に少しずつ取り入れて、
一人ひとりがより効率的で気持ちのいい働き方を目指していけたらと思います。