11月5日は、病気の早期発見や健康維持の大切さを考えるために制定された「予防医学デー」です。
日々の生活を見直す「病気になってから治す」ではなく「病気を防ぐ」という意識を高めるきっかけとして、年々注目を集めています。
特にこの時期は、秋から冬へと季節が移り変わるタイミング。
朝晩の寒暖差や空気の乾燥、生活リズムの変化などにより、体調を崩しやすい季節でもあります。
だからこそ、身体の“調子を整える”という意識をもって、日常の生活習慣を見つめ直すことが大切です。

医療の技術が進歩しても、生活習慣病や腸内環境の乱れ、ストレスに関連する不調は年々増加しています。
その背景には、現代社会の忙しさや、便利さゆえの“食と生活の乱れ”があります。
私は日々の診療を通して「病気を治す医療」だけでは、人の健康を守りきれないと感じています。
だからこそ、これからの時代に必要なのは「病気にならない身体をつくる」
つまり予防医学です。
多くの方が「健康診断で異常がないから大丈夫」と考えますが、本当の健康とは“何も起きていない状態”ではなく、毎日の生活の中で心と身体を良い状態に保てていることです。
現代は、食事がとても便利になった反面、「健康を支える食べ方」が難しくなっています。
外食やコンビニ食が増え、栄養バランスが偏りやすく、食物繊維が不足しがちです。
こうした食生活の乱れが、腸の働きを弱めてしまう大きな原因になります。
腸の調子が悪くなると、疲れやすくなったり、肌の調子が悪くなったり、便秘や下痢が続いたりすることがあります。
これらは、身体からの「腸が疲れています」というサインです。
さらに、加工食品や糖分・脂肪のとりすぎは、腸の中で悪い菌が増える原因にもなります。
結果として、免疫力が下がり、アレルギーやストレスに弱くなることもあります。
こうした背景から、私は「毎日の食卓こそが、健康を守る最初の予防行動」だと考えています。
予防医学の基本は、食事・運動・睡眠・心の安定です。
なかでも「食事」は、誰もが毎日行う“最も身近な医療”と言えるでしょう。
バランスの取れた食生活、野菜や発酵食品、食物繊維、たんぱく質を意識的に摂ることは、腸内の善玉菌を育て、免疫や代謝を整えることにつながります。
腸内環境が整うことで、炎症を抑え、代謝が良くなり、 風邪をひきにくい身体や生活習慣病になりにくい体質へ導くことが研究でも示されています。
「腸は第二の脳」と呼ばれるほど、心身の健康に深く関係しています。
だからこそ、腸を整えること=日常の治療なのです。
私自身、日々の診療で感じてきたのは「腸を整えるには、菌だけでなく、その“エサ”が必要」ということです。
その考えから生まれたのが、ハシモトマサヨシ製品「乳酸菌V28」です。
乳酸菌V28は、1包あたり500億個の乳酸菌を配合。
さらに、善玉菌を支える水溶性食物繊維をレタス約3個分、
そして30種類の野菜・果物を加えることで、腸内に“菌を届け、育てる”ことを目指しました。
人工甘味料は一切使用せず、子どもから高齢者まで安心して続けられる味と品質にこだわっています。
忙しい現代社会の中でも、無理なく“食卓から健康を支える”ための製品です。

予防とは、特別なことをすることではありません。
「食事を整える」「腸を整える」
この小さな意識が、健康を守る大きな力になります。
食卓は、未来の自分と家族の健康をつくる場所です。
腸を整えることは、今日の疲れを癒し、明日の元気を支える“日常の治療”です。
医師として、私はこれからも「食を通じて健康を守る」文化を広めていきたいと考えています。
そして、その一歩を支える存在として乳酸菌V28が皆さまの生活に役立てば幸いです。