こんにちは。現役内科医の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。
最近、三重県内で弁当が原因とみられる食中毒が発生し、若い世代を中心に複数人が下痢や発熱、嘔吐などの症状を訴える事例が報告されました。
幸い重症者はおらず、すでに回復していますが、調査の結果、調理場から黄色ブドウ球菌が検出されました。
このように、食中毒は特別な環境だけでなく、私たちの身近な食事からでも起こり得るものです。特に子どもや高齢者は体力や免疫が弱く、軽い症状であっても重くなりやすいのが特徴です。
今回は「食中毒の基本情報」「原因と症状」「そして家庭でできる予防法」をわかりやすく解説していきます。日々の食卓を安心して囲むために、ぜひ最後までご覧ください!
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食中毒とは、食べ物や飲み物を通じて体内に入った細菌やウイルス、または有害物質によって体調を崩すことを指します。
代表的な症状をまとめてみました。
これらの症状は数時間後から数日後に現れることが多く、特に小さなお子さんや高齢の方は重症化しやすいため注意が必要です。
食中毒は誰にでも起こり得る身近な問題であり、症状を正しく知ることが第一歩となります。
次に食中毒の種類とその特徴をまとめました。
このように食中毒は「どんな原因があるのか」によって症状が異なります。正しく理解することで、より確実な予防につながります。
食中毒の一番の対策は「予防」です。家庭でできる予防法をご紹介します。
子どもや高齢者のいるご家庭では、少しの油断が大きなリスクになります。毎日の小さな習慣が食中毒の原因を遠ざけ、安心した食卓を守ります。
食中毒は身近な問題ですが、症状を正しく理解し、原因を知ることで、日常生活の中でしっかり予防することができます。特に子どもや高齢者は重症化しやすいため「もしかして」と思ったら早めに医療機関を受診してください。
「食中毒は怖いもの」ではなく「正しく知れば防げるもの」です。毎日の食事が安心につながるよう、ぜひ今回の情報を暮らしにお役立てくださいませ!
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参考:伊勢新聞
【執筆者】内科医 橋本将吉(ハシモトマサヨシ)
内科医。高齢者向けの訪問診療『東京むさしのクリニック』院長。2011年に「全ての世代が安心して生活できる人生に」という理念の元、株式会社リーフェホールディングス(旧株式会社リーフェ)を設立。将来の医師を育てる医学生向けの個別指導塾『医学生道場』の運営や、自らが『ドクターハッシー(内科医 橋本将吉)』というYouTubeで健康教育を行う。2022年9月に、健康や医学を医師から学ぶ事のできるサービス『ヘルスケアアカデミー』をリリース。ヘルスケアアカデミー事業の一環として企業や学校等でセミナーを開催している。また、2023年11月には現役の医師目線で日々を健康に暮らすためのアイテムを扱うライフスタイルブランド「ハシモトマサヨシ」を立ち上げ、健康に対する知識を発信しながら商品を展開している。「めざましテレビ」「ホンマでっか!TV」など多数のテレビ番組の出演、「世界一受けたい授業」「林修の今、知りたいでしょ!」など、人気番組の医療監修を手掛け、著書に『薬のトリセツ』(自由国民社)『「老いても元気な人」と「どんどん衰えていく人」ではなにが違うのか』(アスコム)などがある。
リーフェホールディングス:https://li-fe.co.jp/
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ハシモトマサヨシ:https://hashimotomasayoshi.co.jp/