こんにちは。2025年の春も、例年以上に厳しい花粉の季節となっています。こんなニュースが飛び込んできました。
「花粉飛散 九州~東北で“極めて多い”・“非常に多い” ヒノキがピーク」
九州から東北地方にかけて、向こう1週間は連日のように花粉の大量飛散が予想されています。特に西日本では、晴れ・高温・乾燥といった花粉が飛びやすい条件が揃っており、スギ花粉が落ち着いてきた一方で、ヒノキ花粉がいよいよピークを迎えています。
花粉シーズンはゴールデンウィーク頃まで続く見込みです。
このように、ヒノキ花粉の本格的なシーズンが始まっています。スギ花粉のピークは過ぎたからもう安心…と思っている方こそ要注意。ここからが本番です!
今回は、現役内科医の視点から「今すぐできる対策」と「知っておきたい花粉症の基礎知識」を分かりやすくご紹介します。
ヒノキ花粉は、スギ花粉と比べて粒子が非常に細かいのが特徴です。そのため、鼻や喉の奥、さらには気道の深い部分まで入り込みやすく、以下のようなつらい症状を引き起こしやすいのです。
「なんとなく風邪っぽいけど熱はない…」そんな違和感の正体が、実はヒノキ花粉だったというケースも珍しくありません。
ヒノキ花粉とスギ花粉。よく似た存在に思われがちですが、実は違いがあります。
項目 | スギ花粉 | ヒノキ花粉 |
飛散ピーク | 2月下旬〜3月中旬 | 3月下旬〜4月末頃 |
主な症状 | くしゃみ・鼻水 | 鼻づまり・目のかゆみ・喉の痛み・だるさ |
粒子の大きさ | やや大きめ | 非常に細かい |
アレルギー重複 | – | スギ花粉症患者の7〜8割が反応 |
特に注意したいのが、「スギ花粉症のある人の多くがヒノキにもアレルギーを持っている」という点です。スギが終わったからといって油断せず、4月以降も継続的に対策を行うことが大切です。
「毎年のことだし、多少の鼻水くらい我慢すれば…」と軽視していませんか?
花粉症を甘く見て放置すると、次のような合併症を引き起こす可能性があります。
日常生活の質が大きく下がるだけでなく、治療に時間も費用もかかってしまうため、早めのケアが何よりの予防策です。
ここからは、薬に頼らず自然な方法でできる対策を、症状の軽い方・重い方に分けてご紹介します。
私たちは、健康を保つために必要な力として、以下のような「5つの力」が大切だと考えています。
1.解毒力
2.免疫力
3.睡眠力
4.疲労回復力
5.若返り力
この5つの力は、日々の生活や年齢の影響によってバランスを崩しやすくなります。
そのため、「今の自分にはどの力が不足しているのか?」を知ることが、ムダのないセルフケアにつながります。
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最近なんとなく疲れやすい
花粉症が年々つらくなる
睡眠や肌の不調が気になる
そんな方は、まずは“自分を知る”ことからはじめてみてください。
4月はヒノキ花粉がピークを迎える、まさに“第2の花粉ラッシュ”です。スギの症状が落ち着いたと思っても、油断大敵。
ヒノキはより深部に影響を与え、風邪と見分けがつかないような体調不良を引き起こすこともあります。
ぜひこの記事を参考に、「今の自分の症状に合った対策」を選び、今日からできる予防策を取り入れてみてください。
花粉症と上手に付き合いながら、心地よい春を過ごしていきましょう!